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仕事のパフォーマンスに「ムラがある人」と「ムラがない人」の決定的な違い

学び

20代は社会人人生の土台となる期間

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“スイッチ”を複数持つようにしてから数年経ちますが、だいたいこの“スイッチ”を繰り返していくうちに、気持ちが前向きになり「変えられるもの」に目が向けられ、パフォーマンスを速く戻すことができるようになりました

 また、“スイッチ”を持つようになってからは、失敗することへの恐怖心がなくなり、新たなことへ挑戦する機会を増やすことができました。

 年齢を重ね、役割が大きくなればなるほど、悩みの量は今よりも格段に増えていきます。プライベートの悩みも今以上に増えていくでしょう。だからこそ、何かが起きてしまった時に一喜一憂しないためにも、20代のうちにパフォーマンスを戻す“スイッチ”をいくつか見つけてみてほしいと思っています

 20代は、今後の長い社会人人生の土台となる期間です。目の前の仕事でパフォーマンスを出すことも重要ですが、30~40代になっても安定的な成果を創出するための「仕事の仕方」を学べる期間でもあるのです。試行錯誤を重ねることで、ムラがないように見える「自分流の仕事術」を身に着けてほしいと思っています。

<TEXT/株式会社リンクアンドモチベーション取締役 川内正直>

株式会社リンクアンドモチベーション取締役。2003年に新卒入社後、大手企業向けの組織変革に従事。2010年当時最年少で執行役員就任後、2018年に取締役就任。これまで数多くの組織をV字回復させており、組織再生のプロフェッショナルとして定評がある

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