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富士そば、北海道初進出を現地ルポ。限定「スープカレー味」も食べてみた

ビジネス

 首都圏を中心に展開する立ち食いそばチェーン店「名代 富士そば」がまさかの北海道進出。札幌市にあるカフェラウンジ「TKPカフェテリア」とタッグを組んで、9月14日から10月末までコラボメニューを販売する。

富士そば

「富士そば」の暖簾が下がる「TKPカフェテリア」

 異色のコラボの理由とは? オープン初日、現場を訪ねて関係者に話を聞いた。

我が道を進む「富士そば」

富士そば

オフィス街や商店街の好立地を狙って店を構える

「名代 富士そば」は、ダイタンホールディングスが運営する立ち食いそばチェーン店。都内を中心に千葉県・神奈川県・埼玉県の一都三県で約130店舗を展開する。同じく首都圏に店舗展開する「小諸そば」や「ゆで太郎」と並ぶ「立ち食いそば三大チェーン」に数えられる。

 創業は1966年。いち早く24時間営業や生そばを取り入れ、現代にも通ずる立ち食いそば屋の原型を築いてきた。2000年頃からは、テーブル席やカウンター席の設置を進めており、立ち食いできる店舗は数える程度しかない

富士そば

三光町店で限定販売された「富士金時そば」

 店主自慢の店舗限定メニューも魅力のひとつ。券売機を眺めると、盛りそばや天ぷらそばの隣に「ブイヤベース風そば」が平然と並んでいる、なんてことも。そのほか、イタリアンなアレンジの「蕎麦リアン」、宇治金時をイメージした「富士金時そば」など、二度見必至の創作そばの数々に常連客すら圧倒される。

札幌のカフェラウンジが「富士そば」に

富士そば

カフェのいたるところに「富士そば」のPOPが

 唯一無二の存在感を放ちながらも、首都圏での展開にとどまっていた「富士そば」がなんと北海道に進出。札幌市街地のTKP札幌ビル1階にあるカフェラウンジ「TKPカフェテリア」を利用して、期間限定の“フレキシブル店舗”を構える。

 SNSを中心にした告知だったが、9月14日のオープン日には店頭で開店待ちする客の姿も。その先頭には東京から駆けつけた富士そばファンが陣取った。

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