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世の中、顔で判断されるのはなぜ?関西弁ロシア人の回答に納得

暮らし

YouTubeを始めて判明した「事実」

 明らかに僕よりも相方のロシア美女をサムネイル(トップに表示する画像)にしたほうが動画が伸びるからです。中途半端な顔の僕をサムネイルにするよりは何倍も美人の相方のほうがクリック率がいいのです。

 もちろん、サムネイルに美人がいたとしても動画の内容がつまらないとチャンネル登録には結びつきませんが、少なくとも再生数は明らかに増えます。

「顔が良くても中身がよくなければダメ」これは事実だけど、顔がよくないと中身を見てもらえる可能性が低い、自分の良さに気づいてくれる人がそれだけ少ないというのもまた事実なのです。

 リアルタイムに視聴者のコメントに答えられるYouTubeのライブ配信では、スーパーチャットという投げ銭機能があるのですが、美人YouTuberが視聴者からの「今日は何食べたの?」というコメントに答えるような何も面白くない配信をしているだけで、視聴者のおじ様方から万札が飛び交っているのをみると、何だかバカらしい気持ちにすらなります。

 この美人は「今日食べたカレーが美味しかった」とか言ってるだけで何十万円も稼げるのかよ……正直ドン引きです。

不公平ですが、これは変えられない

小原ブラス

小原ブラスさん

 容姿のいい人はそれだけで得をする! でも、それは仕方のないことです。優秀な遺伝子を残すために、美しい相手を求めるのは人間の本能。だから、美人やイケメンはそれだけで求められる、つまり価値があるということです。不公平ですが、これは変えられない人間の性なのです。

 これといった努力をしていないのに、価値を見出されチヤホヤされている人を見ると、ムカっとするのが分かりますが、そのようなことは容姿に限らず世の中にはたくさん存在するものです。

 僕は、人を惹きつける容姿をもっているというのも、生まれ持った才能のひとつだと捉えています。

 生まれ持って足が速い人、生まれ持って記憶力が良くて勉強できる人、なんの努力もしてないのにしゃべりが上手い人など、その人に最初から備わってる才能を活かして、得して生きてる人はいくらでもいます。容姿がいいという才能だけを必要以上に妬む必要はないのではないでしょうか。

 そんなことよりも、価値ある容姿を持っていても、幸せになれるとは限らないという点に目を向けるべきです。

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