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新型コロナの影響は?「フードトラック開業」の甘くない現実

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場合によっては問い合わせを断ることも

――実際はそんな簡単に上手くいかないものだと……。

向:開業支援をする際も、まずは厳しい部分をご説明し、ご理解いただいた上で車両購入前の「どんなフードトラックを作るか」を考えるところからサポートさせていただきます。

――場所を提供したいというビルオーナーからの問い合わせも多いのですか。

向:ビルオーナー様からもフードトラックを置きたいというご希望をいただきます。ただ制約もあって、どこでも営業できるわけではありません。

 そもそも我々のパートナーであるフードトラック事業者の売り上げが成り立つことがが最優先と考えていますので、場所を拝見した際に、立地や条件によってはお断りさせていただくこともあります。

 また、ビルの空地によっては法律上営利活動を制限されている区画もあり、好条件でも営業できない場合もあります。

車高が低いと膝を痛めやすくなる

ナンを焼く窯を完備したキッチンカー。焼き立てが味わえる

――フードトラックを開業する上で適正な車種などはあるのですか。

向:基本的にフードトラックという車種は生産されていません。ベースとなる車種に車両架装の専門業者がフードトラックに改造を施すというフローを経て完成します。

 ベースの車種に関していうと、車高をある程度高くしやすいタイプの車を推奨しています。大の大人ひとりが立って調理できるくらいのスペースを確保できたほうが作業効率がよいためです。

 車高が低いタイプのフードトラックだと、長時間の作業によって膝や腰を痛めてしまう方が多いのです。逆に車のバランスを考えずに車高を高くし過ぎると、バランスが悪くなり横転事故につながります。

 営業が始まった時のことを見据えてアドバイスをくださる架装業者さんもいて、「これ以上は高くしないほうがいい」とか、「高すぎるにしても重心、重い機材を真ん中に寄せたほうがいい」などと教えてくれます。そういった意味で架装業者選びも重要ですよね。

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