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英語3語で「会議を進める」を表すには?RunとWalkに隠された意味

コラム

 RunもWalkも中学校で英語を学び始めてすぐに習う動詞ですから、特に難しい単語というイメージはないでしょう。しかし、英語の特徴として、簡単な動詞ほど、色々な意味があって様々な使い方があります。RunもWalkも例外ではありません。

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【第62回】RunとWalkに隠された意味

 例えばRun a meetingと言えば、「会議を進める」の意味になります。Have a meetingやHold a meetingだと、一般的な意味で「会議を行う」の意味です。Attend a meetingやParticipate in a meetingは「会議に参加する」ですね。

 Run a meetingとすると、ただ参加するだけではなくて、議事の進行に関わるという意味になります。議長として会議を進めるのかもしれませんし、きちんと肩書がなくても進行役として会議を進めるのがRun a meetingです。

 会議の前には様々な資料を作ることがあります。部下や仲間に資料の作成をお願いして、「草案ができたら見せてね」という時には、Run byという動詞句を使います。Can you run the draft by me when you have it?「原稿ができたら見せてくれる?」という風に使います。

 Run byは「◯◯の近くを走りすぎる」が直訳です。「原稿を私の近くに走らせて」という直訳が、「私に見せてね」の意味になるのです。If you have any questions, feel free to run them by me.であれば、「質問があったら気軽に聞いてね」の意味になります。カジュアルですが仕事の場でも使える便利な表現です。

Runを「リハーサル」の意味で使う

プレゼン

※イメージです

 大切なプレゼンテーションをしなければいけない時、事前に予行練習をすることがあるでしょう。インターネット上で製品発表会などのプレゼンが放送されることも増えていますから、ちょっとした失敗が大きな損失につながることも少なくありません。

 そんなときの予行練習をDry runということがあります。リハーサルの意味です。ITでもコマンドのテストをする時にドライランと呼ぶことがあるようです。

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