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英語は3語で伝わる!「ここが降りる駅です」を何と言う?

コラム

 少し前の記事(第47回)で、電車やバスから降りる時に、1人であればExcuse me.、友達や同僚と一緒であればExcuse us.と複数形になると書きました。

楽しむ英会話

 そんなふうに電車やバスの中で使える表現を今回も紹介したいと思います。

第52回 電車で使える表現

 実際、この記事を読んでいる皆さんの中には通勤途中の電車内であったり、友達と遊びに行った帰りの人がいらっしゃるかもしれません。

 今回の表現は、「ここで下車するよ」という表現。例えばお客さんのオフィスを訪れるために電車に乗っているとします。どこの駅で降りればよいか知っているのは、あなただけ。一緒に電車に乗っている同僚は知らないとします。

 そんな時に言えるのが、This is us.です。とても簡単な表現ですね。直訳すると「これは私たちです」となりますが、「ここが私たちの下車駅です」の意味。もちろん、否定形にしてThis is not us.と言えば、「まだ下車しないよ」の意味になります。

 この表現を疑問文でIs this us?にすれば、「降りるべき駅はここ?」と聞くことができます。外国から来た友達を観光に連れて行く場合、「○○駅で降りるよ」と伝え、車内放送で「次は○○駅です」と耳にした時などに、外国人の友達から言われるかもしれません。

 友達と遊びに行った帰り道、自分の下車駅に到着したけれど、友達はより遠くの駅まで電車で行く場合、This is me.と言うことができます。「あ、降りる駅についたから」と口にして弾む会話に終止符を打つことがあるでしょう。This is where I have to get off this train.と言っても間違えではないですが、自然な表現としてはThis is me.が思い浮かべられます。

電車に乗る前にも使える

英語 英会話

※画像はイメージです

 同じThis is us.は、電車に乗る前にも使えます。駅で電車を待っていると、特急や急行など色々な種類の電車がやってきます。乗る電車を間違えると、降りたい駅に停車しません。多くの外国人観光客が「日本の電車には種別がたくさんあって混乱する」と口にしています。

 そんな時、「この電車に乗れるよ」「この電車に乗ってはいけないよ」という意味でThis is us.やThis is not us.が使えます。もちろん、友達の駅は通過してしまうけれど自分の降りる駅には停車する電車が来て、それに乗ってしまう場合はThis is me.と言って乗り込むことができます。

 似た状況で使える表現としては、The next stop will be ours.「次の停車駅で降りるよ」とかThe next train will be ours.「次の電車に乗れるよ」があります。

 どの例も、日本語では「乗る」とか「降りる」が明確に示されるのに加え、英語の表現ではそうではないことが興味深いですね。中学校1年生で学ぶBe動詞で簡単に表現することが可能です。

<TEXT/木内裕也>

会議通訳者、ミシガン州立大学研究者。アメリカ大衆文化、アメリカ史の研究を行うほか、国際一流企業、各種国際会議などの通訳を行う。またプロサッカーの審判員としても活躍。著書には『同時通訳者が教える 英語雑談全技術』『耳と口が英語モードになる同時通訳者のシャドーイング』(ともにKADOKAWA)など多数。英語で仕事をする人の応援サイト「ハイキャリア」にも執筆

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