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長いデスクワークで首のヘルニアに。コルセット姿を「YOSHIKIだね!」とイジられる

学び

温湿布を貼り、コルセットを巻いて仕事をする日も

「治療中も『長時間作業は避け、痛みがひどくなったらやめるように』との条件で仕事を続けていました。そこは会社の対応も柔軟で、体への負担が少ないビジネスチェアを導入してくれたり、首や腰に負担がかからないように椅子と机の高さを微調整してくれたりして、備品を含めた仕事環境を考えるきっかけになったようです。おかげで同僚からは感謝されました」

 自宅でも負荷を極力かけない特注枕を購入したり、首を痛めないための専用の固定器具を車の座席につけたりするなど、気を使っているとか。

病気になる職場

車運転時用の固定器具をつけてからは、長時間の運転もラクになったという

「寒い冬場は特に首が痛むので、温湿布を貼り、コルセットを巻いて仕事をする日もあります。その状態で出社すると『今日はYOSHIKIだね!』とかイジってくる同僚や上司がいて、それがちょっと面倒くさいですが、腫れ物扱いされるよりはよっぽどいいですね」

 ロックバンドX JAPANのリーダーYOSHIKIは、頸椎椎間板ヘルニアが持病で、ドラムを叩くときに首にコルセットを付けることで有名。誰よりもコルセット姿がカッコいい男、とも言われている。

 椅子や机など、オフィスの備品も健康を取り巻く環境のひとつ。できれば、不調が生じる前に改善を訴えていきたいものだ。

― 特集・病気になる職場 ―

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