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正解がない!不確実な時代を生き抜くための「キャリア構築術」

学び

 大手に就職すれば安泰、そんな時代は終焉に向かっているということは何となくは知っている。でも、じゃあどうすればいいのか?という漠然とした不安を感じる20代~30代、少なからずいるのではないでしょうか。

電球

画像はイメージです。(以下同じ)

 マーケティング事業などを手掛ける株式会社ココえがお、宇田川康晴氏が「漠然とした不安を払しょくし、自分らしい生き方を見つける方法」を伝えします。(以下、宇田川氏寄稿)。

正解を求める思考との決別

 戦後から続く義務教育では、基本的に全てに正解があり、〇か×かでテストも点数がつけられます。〇が多かった子が学校では「優秀」と言われ、×が多かった子は「劣等生」と位置づけられます。

 要するに、あらかじめ決められた正解を出した人が評価される環境で、我々は育ってきました。

 通っていた学校のある授業で、小テストの問題の答えを教室のみんなの前で順番に言っていく時間がありました。正解だと「あってます!」、間違っていると「違います!」と発表者以外の教室の生徒全員で声を揃えて言うという、今考えてもゾッとするような場面がありました。

 私は「違います!」とみんなに言われた時の、自分が否定されているような何とも言えない感覚が今でも忘れられません。こんな経験をしている人は意外といるのではないでしょうか?

正解を出す力よりも、適応する力を磨こう

 あっているか、間違っているか? の二者択一になってしまうと、社会人になっても、無意識に「正解があるはずだ」という前提で考え、間違うことは恥ずかしいことだ、と考えてしまいがちになります。

 しかし当然、ほとんどの仕事には「これが正解」というものはありません。最適な方法はあっても、絶対的な正解はありません。ここをまず意識する必要があります。

 近年は本当に変化のスピードが速く、どんどん新しいサービスが出てきたり、人間の仕事がAIやロボットに奪われていくという話も各方面から聞かれたりします。

 そんな現代を生き抜くためのキャリアの構築はどうすればいいのでしょうか?

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