カジノで106億円を溶かした大王製紙前会長が語るコロナ論「僕は自粛反対派」
新型コロナウイルスでパラダイムシフトが起きている。株価の暴落で新興裕福層の中には資産の大半を失う人がいる一方、生活に困っていた層の中には富を掴んだ人も。この災厄で新しい階層と価値観は生まれるのか?
大企業創業者の直系の3代目として生まれ、東京大学法学部卒後は、大王製紙前会長として家業の発展にらつ腕を振るった“上流の中の上流層”。
ところが順風満帆な人生では刺激が足らず、会社のカネを海外カジノに注ぎ込んで106億8000万円を溶かし、逮捕・収監。そんな不良貴族のように生きる井川意高氏(55歳)は、東京・西麻布の馴染みのバーに記者たちを呼び、グラスを傾けながら、現状への不満を大いに語った。
毎晩飲み歩いてますよ!
「僕は自粛反対派なんです。緊急事態宣言も自粛要請も関係なし! 積極的に外出して、知り合いの店やラウンジを毎晩飲み歩いていますよ。経営者の友人のほとんどは自粛に反対だから呼べば来るし、本業の収入が絶たれている女のコたちも『井川さんのギャラ飲みに呼んでほしい』と言ってくるくらい。
医師の友人は『新型コロナの死亡リスクは、車で通勤して事故に遭うのと同じくらい』と揶揄していました。日本人の年間死亡者数は137万人を超えているのに、新型コロナだけを怖がるのは過剰反応としか言いようがないですよ」
とはいえ、志村けんや岡江久美子の死を耳にして、自身も感染する恐怖はないのだろうか。
「大きな声では言えませんが、私は病院経営者にツテがあり、いざというときは早めにPCR検査を受けさせてもらえるので、経済を回すことを最優先にしています」
政治家がシレッとこんな本音を漏らしたら大炎上確実だが、誰にも忖度しない井川氏らしい言葉が発される。
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