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なぜ冷凍で美味しい?コロナ禍で快進撃の“ラーメン自販機”仕掛人に聞く「年400台が目標」

ビジネス

伝えたい思いと、さらなる挑戦

弊社商品の価格自体は、価格帯は650~800円と決して安いものではございません。さらに自動販売機ということもあり、購買の敷居は多少高いものかと考えております。そのうえでご購入いただいたお客様に『買って良かった』『リピートしたい』と言っていただける事がなにより励みになります!」

 直接触れ合えないからこそ、おもてなしの心を忘れずに「ただ冷凍をしただけ」ではないラーメンを届けるための真心が詰められているのだ。

 また、今後の意気込みについて「2023年は冷凍ラーメン自動販売機界で圧倒的業界1位を目指し、年内400台を目標に増台に励みたいと考えております。他社ではできないイベントなども随時、開催予定です。また、ラーメン以外にも単価の高いお肉やつまみ、デザートなどの展開も検討しております」と熱く語ってくれた。

有名ラーメン店とのタイアップも

ウルトララーメン大集合

「ザKING横浜家系醤油豚骨ラーメン」

 また同社が自社開発したラーメンを販売しているのは、サンデン・リテールシステムが開発した冷凍食品自販機「ど冷えもん」。2021年1月に販売を開始して以降、日本の冷凍食品自販機業界の先導をしている同機は、多彩な容器の形状に対応でき、幅広いラインナップの商品販売できることで定評がある。

 ウルトララーメン大集合は日本全国の有名ラーメン店とのタイアップや、季節限定メニューなどの導入も検討している。今後、晩御飯に困ったら「冷凍自動販売機」という選択肢も増えてくるのかもしれない。

<取材・文/木村義孝>

副業フリーライターとして2年活動したあと独立。子育ての苦労と楽しさを噛みしめつつ、マンガ趣味の影響で始めた料理にも全力投球している。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが休日の楽しみ

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