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彼の親からの過干渉にウンザリ!27歳女性の悲鳴「あなたの彼女ではない!」

コラム

プライベートを確認するような電話に爆発

老人 電話

「お願いは、『本当に家にいるか、写真撮って送って』『今日の服装を見たいから写真で送ってみて』など、私のプライベートを確認するような内容。やんわり断っても、悲しそうなメッセージが送られてきたり悲しそうな声を出したりするので、つい対応していました」

 電話の頻度は、ほぼ毎日。いつの間にか、雅紀さんからの電話よりも多くなっていたのです。そして、とにかくお願いが止まらない。つい、義母の要望に応えてしまう日々にも限界が訪れます。曽根さんの怒りは、ヘトヘトになって帰宅してすぐの着信音でピークに。

「ずっと我慢していた鬱憤がついに爆発して、電話がつながった瞬間、『私はあなたの彼女ではありません!』と怒鳴りつけてしまいました。けれどそれは、仕事帰りにご飯を食べに寄った実家でスマホを水没させてしまった雅紀からの電話だったのです」

電話番号の消去を命じられ、コンコンと説教

 顔面蒼白となった曽根さんですが、この電話で義母の行動が雅紀さんの知るところに。そして義母は、雅紀さんに曽根さんの電話番号の消去を命じられ、コンコンと説教をされたのでした。そのおかげでいまは、直接電話がかかってくることもないと言います。

「ただ、彼の実家へ行ったときに雅紀がトイレや用事で席を外すと、『その服装、ちょっと派手じゃない? 雅紀はねぇ、もう少し清楚な服装が好きなのよ』と、相変わらずです。雅紀のことは好きだけれど、義母さんの過干渉には嫌気が差しています」

 そこで曽根さんは、雅紀さんと2人だけで暮らすことを条件に結婚の話を進めているのだとか。息子がかわいい義母の気持ちもわからなくはないですが、帰宅時間や服装について細々と聞かれ、写真を送信させられる日々が続けば100年の愛も冷めてしまうでしょう。

<TEXT/山内良子 イラスト/本田しずまる(@hondashizumaru)>

-[私が体験した毒親トラブル]-

フリーライター。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意です

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