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加藤綾子の夫で注目のスーパー「ロピア」。急成長の裏で気になる“社員の待遇”は

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 2021年6月7日、フリーアナウンサーの「カトパン」こと加藤綾子さんの結婚が報じられ、そのお相手がスーパーマーケット「ロピア」の2代目社長であると判明しました。ロピアの公式サイトはその後アクセス過多が続き、しばらく閲覧できない状態だったのですが、6月18日に復旧しています。

ロピア

ユータカラヤとはロピアの旧社名(photo by 日和下駄)

 急激に注目を集めた「ロピア」はどのような企業なのでしょうか。本連載「ブラック企業アラート」では、「ロピア」社の公開情報を通して、同社の業績・企業体質を分析します。

ロピアの業績を読み解く

 ロピアは非上場企業のため、財務諸表の入手が難しいです。しかし、就活サイトにて過去の売上推移を公表していたため、こちらのデータをもとにグラフを作成しました。売上額はここ16年で右肩上がりに成長しています。対前年比も常に100%を超えており、2009年2月期以降は年10%成長を維持している急成長企業です

ロピア

図:ロピアの売上・対前年比推移(ロピア社公表値 より筆者作成)

 店舗数も2018年2月期に39店舗だったものが、2021年5月には57店舗と、3年間のうちに18店舗増やしています。特筆すべきは「従業員あたり売上高」で、1人あたり「1.6億円」である点です(ロピアの2021年2月時点での従業員数「1266名」・売上高「2068億円」より算出)。

 参考までに、少し古いデータですが「2016年版中小企業白書」によると、非製造業の中小企業における従業者1人あたり売上高は、全国平均で「6200万円」です。ここからも同社の勢いがうかがえます。

ロピアの特徴は「肉」と「個店主義」

牛肉

※画像はイメージです(以下、同じ)

 ロピアの前身は、1971年に開業した「肉の宝屋藤沢店」と、翌年設立された有限会社「肉の宝屋中川畜産」です。ここからも、肉類の取り扱いに強みがあることがわかります。

 このルーツは現在でも生きており、2021年6月に「牛肉専門家が結集し、献立提案する定期通販『にくのたより』」を立ち上げています。「にくのたより」は高級レストランのシェフが考案した高級肉のメニューを毎月配送し、高級肉1キログラムを月1万円から毎月楽しめるお取り寄せサービスです。

 そして、ロピアの各売場は、精肉売場は「肉のロピア」、青果売場は「八百物屋あづま」、鮮魚売場は「日本橋魚萬」、総菜売場は「肉の十八番」というように、個人商店のような屋号が付いていることが特徴です。店長ではなく、現場責任者のチーフが商品の買付・開発・陳列・価格設定をしていることの表れで、売場配置や品ぞろえ、価格までもが店舗ごとに異なっています。

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