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世界トップ営業が明かす、夢がかなう「手帳術」

 店頭にずらりと並んだ2021年の手帳の数々。「携帯で管理しているから、紙の手帳なんて必要ない」と思ってはいないだろうか。しかし、「本気で夢をかなえたい!」という人はデジタルでのスケジュールの管理だけでなく、2021年からはアナログな手帳も必携するべきだ。

 前回は「1年の負債をチャラにする“ルーティーン”」を伝授してくれた、世界第2位の営業成績を収め、営業のカリスマとして知られる和田裕美さんに、目標を達成し、夢を実現するための手帳術について聞いた。

和田裕美

現在、ビジネスコンサルタント・作家として活躍中の和田裕美さん

営業成績世界2位を獲得した手帳術

 営業成績世界第2位という成功の裏には、手帳を使っての目標管理術があったという。「手帳をスケジュール管理、タスク管理だけに使うのはもったいない。目標を達成、夢をかなえるためのツールとしてもっと活用してほしい」と和田さん。

 では、具体的にどのように活用したらよいのだろう。和田さんが提唱しているのが、目標を「月」単位ではなく、「週」単位で管理すること

「『今月末までに〇〇を達成する』などという目標は、なかなか達成しにくいもの。なぜかというと、『月末までに達成すれば大丈夫』と思い、月初めをのんびり気分で過ごしてしまうからです。月初の1週間は遊んで過ごして、月半ばになっても気分が乗らずグダグダ(笑)。本気で焦り出すのは27日頃からなんてことになってしまいがちです」

 和田さんの指摘に、耳が痛いという人が多いのではないだろうか。そこで、やる気のブースターとなるのが、目標を「週」単位で管理する方法だ。

目標は「月」ではなく「週」単位で管理

 その基本的な考え方はこうだ。例えば、2021年は52週ある。月ごとだと年に12回分の目標しか立てられないが、週に分けることで52回分の目標が立てられるようになる。

「週ごとに目標を決めて、短い期間で結果を出していくほうが、圧倒的に成果を出しやすくなります。例えば、『1か月で40社に営業をかける』とするより、『1週間で10社に営業をかける』とするほうが楽に感じませんか。週単位で数字を管理すると、月末に慌てることなく、コンスタントに数字を積み重ねられるようになります

手帳

和田さんは、営業時代に培った手帳術のノウハウを詰め込んだ「和田裕美の営業手帳」のプロデュースもしている同手帳は1年が52週で区切られている

 もちろん、週単位にしてもなお、目標を達成できないことがあるかもしれない。

「でも、ギリギリになって、『あー、まだ何もやってない!』という状況を抜け出せただけでも大きな前進です。目標を達成できなかったことをネガティブに捉えるのではなく、『ここだけはできた』という部分を見つけて、自分をほめてあげる。すぐに結果が出なくても、腐らず、自分を信じて続けていく。これは目標を達成するために肝心なことです」

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