なぜ東大生に「ガリ勉タイプ」が少ないのか。大切なのは“技術の取得” | ページ 3 | bizSPA!フレッシュ

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なぜ東大生に「ガリ勉タイプ」が少ないのか。大切なのは“技術の取得”

キャリア

「考える技術」で人生を楽しくしよう!

「最近、なんかつまらないんだ。仕事をしていてもワクワクすることがなくなってきて……」。友人からそんな相談を受けました。彼の話をよく聞いてみると、こういうことでした。

「仕事はうまくいっているんだけど、長年同じことをやってきているので飽きてきた。でもいま自分がなにをしたいかはよくわからない。だから、なんとなく仕事をこなしている日々を送っている。どうやっていまの状況を変えればいいのかわからない……」

 彼のような優秀な人間がこんな思いで生きているなんて、ほんともったいない。原因はどうも「思考のクセ」にありそうです。人間の脳は、習慣化された方向、慣れ親しんだ方向へと思考を導きやすくできています。人生は1回きりです。つまらない人生はもったいないですよね。どうせなら楽しく、幸せな人生を送りたい。でも、なかなかそうはいかないものです。

 阻害するのはなんなのでしょうか? 環境? 能力? 意思? 最大の要因は「思考のクセ」です。たとえば、「自分には大切な家族がいるから、好きなことはできない」。

「2択思考」を脱却して、行動に移そう

柿内尚文

編集者の柿内尚文さん

 これは行動できない理由の上位によく出てきます。でもこれ、本当でしょうか? これは「考える技術」がない人あるあるの「2択思考」です。

・「家族がいる」→「家族を養わないといけない」→「嫌な仕事でも辞めずにやる」
・「好きなことで食っていける人は特別な人」→「自分にはそんな能力はない」→「自分には無理」

 きっとこういう思考が頭の中で起きています。でも、「考える技術」をマスターすると、頭の中ではこういう思考プロセスを起こすことも可能です。

・「家族がいる」→「家族には、嫌々ではなく自分が楽しく生きている姿を見せたい」→「それを見て家族も喜んでくれる」
・「好きなことで食っていける人は幸せな人」→「自分も幸せな人の仲間入りしたい」→「どうしたら好きなことで食っていけるか考えてみよう」

 次は「どうしたら好きなことで食っていけるか」を「考える技術」にあてはめます。なにをするかが見えてきたら、あとは行動するだけです。

<TEXT/柿内尚文>

1968年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学卒業。読売広告社を経て出版業界に転職。その後、ぶんか社、アスキーを経て現在、株式会社アスコム取締役編集局長。長年、雑誌と書籍の編集に携わり、これまで企画した本の累計発行部数は1000万部以上、10万部を越えるベストセラーは50冊以上に及ぶ

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