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ユニクロのポロシャツは、こう着こなせ!「色」と「襟」に注目

暮らし

機能性パンツと革靴を合わせよう

 ネクタイで使われるピンドット柄。1ミリ未満の細かいドット柄によって、ダークカラーでも明るい印象です。もちろん、ドット柄がカジュアルに見えるという違和感を抱く人がいるかもしれません。ですが、スラックスや革靴で合わせることを想定したとき、地味に見えないクールビズに仕上がります。

 そこにコーディネートしたのはチノパン以上スラックス未満の機能性パンツ。センタープレスが裏側から樹脂コーティングされているため、形状記憶同様、折り目が消えることがありません。細身のパンツでも折り目が消えないのでスタイリッシュに見えます。さらに、革靴で足元を引き締めオフィスに最適な印象をつくりました

森井さん

一歩間違うと休日っぽくなってしまうポロシャツスタイル(筆者近影)

 このとき、着丈のバランスが重要です。ポロシャツの場合、裾をだしてOKという会社が多いのですが、おへそから20cm以上の着丈ではだらしなく見えます。着丈を出せるポロシャツの目安はおへそから20cm未満と覚えましょう。

カッチリ行くなら“ビズポロ”

 業種的にポロシャツの着丈を出すのがNGという会社もあります。その場合、フルオープン型のポロシャツを選びましょう。これは鹿の子編みのポロシャツ生地をシャツ型に編んだものです。通称“ビズポロ”と呼ばれています。

 紺色のビズポロにグレースラックスに革靴ならば、ポロシャツであっても引き締まって見えます。このとき、紺のトーンで印象が大きく変わりるのです。黒に近い濃紺より、青みが強い紺色がおすすめです

 もしくは、紺地に白いボタンのビズポロを選びましょう。わずかな面積でも明るい色を差すことで、印象は大きく変わります。ラクな格好でも印象で損しないコツは、本当に些細なポイントなのです。

<TEXT/服のコンサルタント 森井良行>

株式会社エレガントカジュアル代表取締役。’79年 千葉県出身。のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント。公式サイト「エレカジ」、著書『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』が発売中。YouTubeは「モテるファッションちゃんねる
Twitter:@elegant_casual

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