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「やっぱりステーキ」社長に聞く、店名の由来と東京進出での勝算

ビジネス

「東京で流行っているから」で波及効果

――それは東京のメリットということになりますか。

義元:メリットももちろんありますが、厳しさもありますね。事前に調べてくるからその分だけ期待感もあるんですよ。期待感を裏切らないクオリティが求められます。東京のメリットという点では出店していること自体が広告になる点があるかもしれません。

――広告になるというのは。

義元:吉祥寺にお店を出してから、他のフランチャイズの売上が伸びたんですよ。北海道では直前の売上と比べて200%超の売上になりました。東京進出のニュースがテレビや雑誌で紹介されているのを見た人が、「東京で流行ってるらしい」という理由で、それぞれの地域のやっぱりステーキに行ってくれたみたいです。

 東京はやっぱり発信力が違います。東京でやっぱりステーキをやるということは、フランチャイズで頑張っているそれぞれのお店のためにもなりますね。もちろん、だからといって赤字でいいということはなく、ちゃんと採算も考えています。有難いことに吉祥寺店は黒字見込みです。

将来の目標は“やっぱり”海外進出!?

やっぱりステーキ

アメリカよりも東南アジアに挑戦したい

――いきなり!ステーキはステーキの本場アメリカに出店しましたが、やっぱりステーキもゆくゆくはアメリカで勝負したいと思っていますか。

義元:挑戦してみたいと思っているのはアメリカよりも、東南アジアですね。私は現地マーケティングでその土地のスーパーを見るんです。スーパーは大衆が食べるものが置かれているので、現地の人々に聞くよりも、そこで売っているものを見たほうが早いと思います。

 以前、タイを訪れたときに牛肉の売り場が拡大していたんです。牛肉の需要が増えていて、市場が広がっているんです。アメリカは食肉の本場でハードルも高いですが、一方でアジアなら面白いことが仕掛けられると思っています。

インタビュー後編「「1000円ステーキ」の新定番!?やっぱりステーキ社長に聞く、成功術」に続く

<取材・文/菅谷圭祐 撮影/スギゾー。>

大学受験情報誌、IT情報サイトなどでライター経験を積み、2018年よりフリー。最近の趣味は休日の農業、リサイクル業も兼業

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