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侍ジャパン、「プレミア12」初優勝なるか。今さら聞けないWBCとの違い

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 いよいよ終盤戦を迎える野球の国際大会、プレミア12。オープニングラウンドを全勝で1位通過と、期待通りのパフォーマンスを披露している侍ジャパン。11月12日の試合ではアメリカに3-4で敗れたものの、13日の試合は今大会好調のメキシコに快勝。初優勝への大きな期待が懸かる。

プレミア12

※画像は「プレミア12」公式サイトより

 また、他の参加国では強豪キューバが早々に敗退するなど、様々な展開が繰り広げられてきている。他にも野球大国・アメリカや初代王者の韓国の戦いぶりなども大きな注目を集めてきている。

 第2回である今大会、優勝の行方もさることながら、来年の東京五輪やワールドベースボールクラシック(WBC)といった他の主要国際大会とプレミア12との比較もさまざまなメディアで語られている。各大会の特徴と、それぞれの違いを改めて見比べてみる。

プレミア12の特徴とWBCとの違いは?

 プレミア12は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催であり、4年に1度、世界12か国の参加で行われている。全28チーム参加、地域予選も行われるWBCに対し、プレミア12はWBSC世界ランキング上位12か国のみで行われる大会だ。

 第2回大会となる今回は2020年の東京五輪予選も兼ねており、日本を除いたアジア・オセアニア地域、北中南米地域それぞれ最上位国が五輪出場権獲得となる。

 試合進行の上では、延長10回からタイブレーク方式(無死一、二塁からのスタート)でプレーが行われること、また投手の球数制限がないこともWBCとの大きな違いである。

 また、登録メンバーにおいても、MLB40人枠からの派遣が認められていないため、第1回大会含め、現段階ではメジャーリーガーの出場のない大会として認識されている。

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