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話題沸騰、TENGA自販機。なぜ札幌に?広報に設置理由を聞いた

ビジネス

札幌ではTENGAが売れている

 ちなみに訪れたときは人気の「ディープスロート・カップ」(810円)をはじめ、売り切れになっている商品も多く、記者が購入したのはショートサイズの「SD TENGA ディープスロート・カップ」(730円)。

TENGA

自販機で販売中の各商品

 自販機といっても建物内にあるので買っている姿を見られることもなく、人目を気にせずに購入できるのはありがたいです。でも、どうしてTENGA自販機を札幌に設置したのでしょうか?

 これについて株式会社TENGAに尋ねてみたところ、「もともと札幌エリアではTENGAの販売数が伸びており、かつ自販機設置のご相談をいただいだ法人様が札幌にあったことが大きな理由です」とコメント。

 札幌でTENGAが売れていることは初めて知りましたが、自販機から歩いて10数分の場所にある「MEGAドン・キホーテ狸小路本店」には品揃え豊富なTENGA SHOPもあります。そう考えると需要が伸びていることにも納得できます。

20代男子は「欲しいときにこっそり買える」

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購入したTENGA

 記者の後にTENGA自販機で商品を購入した20代の飲食店従業員は、「欲しいときにこっそり買えるから助かる(笑)」と話していました。もちろん、こっそり購入するだけなら通販でもいいですが、すぐ使いたいときにはやはり自販機があると便利です。

 また、スマホで自販機を撮影しいていた東京から出張で訪れたという30代の会社員は「ネットニュースで知って見に来ました」と珍スポット扱い。実際、この方のように商品を買わなくても足を止める人、中の様子をうかがう人は多く、このうちの何割かが商品を購入してくれたら新規ユーザーの掘り起こしにもなりそうです。

 気になるTENGA自販機の今後の展開についてですが、「現在はテスト販売として、さまざまな試行錯誤をしながら運営を進めています」(株式会社TENGA)とのこと。

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オリジナル・エナジードリングも

 ただし、以前から自販機での販売を視野に入れていたことは認めており、東京などほかの地域でも将来的には設置されるかもしれません。今のところは札幌だけですが、それだけにある意味貴重かも。地元以外の方も出張や旅行で訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

<TEXT/トシタカマサ>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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