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今が狙いどき!格安航空「14日間世界一周ルート」いくらかかる?

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LCCを使った世界一周プランを作成してみた

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 では実際に世界一周プランを作成してみましょう。グルっと地球を1周すればそれは世界一周と呼べるのですが、できればアジア、中東、ヨーロッパ、アメリカをバランスよく周りたいというこだわりのプランです。

<LCC世界一周ルート>
関西(KIX)→ホノルル(HNL)→バンクーバー(YVR)→トロント(YYZ)→ロンドン(LGW)→ベルリン(SXF)→イスタンブール(SAW)→ドバイ(DXB)→マニラ(MNL)→関西(KIX)

<航空券総額>
合計:約15万5390円~(4月23日時点すべてアドオンなしの直近半年間最安運賃を適用した場合)

内訳
■エアアジアX:1万6900円~ (関空~ホノルル間)
■ウエストジェット×3:約8万30円~ (ホノルル~ロンドン間)
■イージージェット:約5470円~ (ロンドン~ベルリン間)
■ペガサス航空:約7960円~ (ベルリン~イスタンブール間)
■フライドバイ:約2万170円~ (イスタンブール~ドバイ間)
■セブパシフィック:約1万4650円~ (ドバイ~マニラ間)
■ジェットスターアジア:約1万210円~ (マニラ~関空間)

<訪問国フライト数>
7か国/8都市/9フライト/7エアライン

 各都市で1泊ずつした場合、旅程は14日間必要です。その他条件は以下の通り。

■航空券代総額は、すべてアドオンなしでセーバータイプの最安運賃を適用した場合の概算
■本旅程は関西発着のため、関東在住者は成田発着分の2フライト、もしくは成田→関西の1フライトを追加する必要あり
■本ルートは通年で実行可能
■最短ルートで作成しているので、北米、ヨーロッパ、アジア内ではフライト数を追加して、さらに多くの都市に立ち寄ることも可能

 以前はLCCを利用した世界一周の場合、南半球に一度南下してオーストラリアを経由せざるを得ませんでした。

 関西~ホノルル間には昨年12月19日からはシンガポール航空系LCCの「スクート」も運行を開始したため、以前よりチャレンジしやすくなっています。

 ANAやJALなどのフルサービスキャリアに比べると、荷物の量や体力面なども検討する必要があるかとは思いますが、「今年こそ世界一周してみたい!」という方、「お金はないけど時間はある」という方にはかなりおすすめのプランなのでぜひ挑戦してみください

<TEXT/まり>

学生時代から旅にハマり、47都道府県・海外55か国を制覇。有給休暇を使って世界を旅するリーマンパッカー。ブラジル人夫と国際結婚し1児の母。出産後にブログ「オハヨーツーリズム」を開設し、子供を連れてのクルーズ旅行や効率的なマイルの貯め方について紹介している。

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