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20代で新聞を購読している“激レアさん”、その意外な理由とは?

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新聞を読む時間が「精神的にも良い」との声

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 さて、情報を入手する選択肢はさまざまありますが、今回コメント寄せてくれた20代の方からは「スマホでは手っ取り早く情報収集をしがちなので、じっくりと読める新聞は時間的にも精神的にもゆとりを持てる」という声もありました。

 毎年1月に日本新聞協会が発表するデータによれば、2018年は発行部数が3990万1574部で、前年比222万6613万部も減少。ここ20年ほどの推移をみても、ピークであった1997年の5376万5000部を境にして、年々右肩下がりとなっています。

 ただ、あくまでも新聞がもっとも適しているわけではなく「自分に合った情報収集の方法を見つけるのが一番ではないか」という意見も上がっていました。

 新聞を読んでいると聞いただけで、どこか“知的”に思われるような印象もあります。大人のたしなみとして、情報収集の選択肢に入れてみるというのはよいかもしれません。

<文/カネコシュウヘイ 取材/鴨居理子>

フリーの取材記者。編集者、デザイナー。アイドルやエンタメ、サブカルが得意分野。現場主義。私立恵比寿中学、BABYMETAL、さくら学院、ハロプロ(アンジュルム、Juice=Juice、カンガル)が核。拙著『BABYMETAL追っかけ日記』(鉄人社)。Twitterは@sorao17

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