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百貨店で使われる「ムラサキ行ってきます」ってどこ?百貨店業界の裏用語

コラム

A.値札などを付けるためのプラスチック製の紐

 洋服などに値札やタグを付けるためのプラスチック製の細い紐のことを「もやし」または「えのき」などと呼びます。

 百貨店で扱われる商品には「百貨店標準値札」という、売り場やブランド名などを記載した百貨店専用の値札が付けられているため、他のお店で購入するときよりもたくさんのタグが付いていることがあります。

「もやし」は商品名をループロックといい、細い紐なので手で引き千切ることができそうに見えますが、どれだけ引っ張ってもなかなか切れることはありません。ハサミがないと取るのが難しいので、購入した服にすぐに着替えたいのにタグを取ってもらうのを忘れると、取れなくて困ってしまうことも。

 ハサミや爪切りを持ち歩いていなければ、引き千切るよりもねじ切るのがおすすめ。ペンを紐の輪に通してクルクルと巻いていくと切ることができますよ。

<TEXT/bizSPA!取材班 モデル/東山美紗(SPA!DOL)>

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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