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若者の腕時計離れは本当?つけていても「スマホで確認」する若者も

暮らし

 皆さんは、腕時計にどんなイメージを持っているでしょう。仕事中につけるべきもの? ファッションアイテム? そもそも、これまで1本も買ったことがない、という人もいるのではないでしょうか。

腕時計

※画像はイメージです(以下、同じ)

 インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEが、20代以上の男女3796人を対象に行った「腕時計」に関する意識調査によると、「外出の際に腕時計をつける人」は全体の43.7%にとどまっています(2018年4月20日~5月11日実施)。

 スマホやパソコンで常に正確な時間が確認できる現代において、20代は腕時計とどんなふうに付き合っているのか。2人の28歳男性に聞いてみました。

「仕事中はいらない」という声も

 腕時計をつけるのは休日だけで、平日はまったくつけないと語るのは、公務員のタツオさん(仮名・28歳・年収600万円)。

「仕事中に腕時計をしなければいけないという意識は、特にありません。つけていなくても、特に注意されたことはありませんし、職業的にも最低限の身だしなみに含まれていないと思うからです。職場にはパソコンも掛け時計もあるので、時間の確認に困ることはありません。

 腕時計をつけるのは休日のみで、ファッションアイテムのひとつと考えています。休日は普段行かない場所にも行くので、携帯の充電が切れてしまったときにも時間を確認できるようにという意味合いもあります」

 ビジネスでの必要性を感じてはいないものの、タツオさんは腕時計を数本所持しているそう。

あくまで時計は休日用だという考え

時計

「初ボーナスで買ったのは、ポール・スミスの電波ソーラー時計(5万円)でした。しばらくは仕事中につけていたものの、ぶつけて傷ついたのがきっかけで、つけなくなりました。それ以前には、シチズン、G-SHOCKなどを持っていたこともありますが、時間がズレて電車を逃したりしたくないので、電波ソーラーしか買ったことがありません」

 興味がないわりには意外と本数を所有していますが、あくまで時計は休日用とのこと。今後、収入が上がっても「腕時計を買うつもりはない」そうです。

「買い足す必要性は感じていません。腕時計はある種のステータス性があるとは思いますが、僕としては、時間が正確に分かるという時計としての機能が果たされていればいいですね」

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