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人気AV男優がトップになるためにやった「99%の人がやらない」行為/2022年上半期BEST10

学び

トップになる人は「自覚がない」

経営者

※画像はイメージです

 若手の男優や印紙男優(1本のギャラが3万円以上の中間層の男優)くらいまでは、女優さんウケを気にしている人が多い印象です。確かに、女優さんに気に入られれば次も呼んでもらえるでしょう。でもそうではなく、現場にいる人はもとより、その作品を観てくれた人までが気持ちよくなれる作品作りを意識できる人がトップなんじゃないかと思ったりします。

 ただ、本当にトップになっている人、本当にプロと呼ばれる人たちは、おそらく自覚がないと思います。トップって、あれよあれよという間に知らないうちになっていて、気づいたら「あれ、こんなにのぼり詰めてたのか」と実感するポジションだと思うのです。

 別にAV男優になるためのプロ試験があるわけでもありませんし、トップ試験があるわけでもないので、「気づいたらなってた」みたいな感覚なんだと思います。周りから言われて初めて自分の立ち位置を気付かされるのがトップなのかと。

 そしてトップとは、「自分の輝ける場所」を見つけられた人が辿り着く場所なのでしょう。そうか! だから僕は「光り輝くクズでありたい」と口にしているのです。

僕の6つの行動習慣

 どのビジネス本や自己啓発本、成功者の本を読んでも、表現の仕方は違えど、書いてあることはたいてい同じです。その中でも「ああ、この行動や習慣が今の僕につながったんだな」と実感していることを紹介していきたいと思います。

① アウトプット
 この手垢のついた言葉は小学生のころから意識していました。「笑顔に人は集まる」ということを実感していたからだと思います。

 小学校低学年の頃は「うんこ、うんこ」と叫ぶだけでみんなが笑いました。もう少し大きくなると、テレビで見たギャグなどをまねたアウトプットをするようになります。すると、やっぱりみんなが笑います。

「パクリだろ」「他人のふんどしで相撲を取るな」と思う人がいるかもしれませんが、学ぶは「まねぶ」(まねをする)が語源。そこから自分のエッセンスを加えた、オリジナルが生まれます。第一、パクったという思考がネガティブで伸びしろを感じさせない。楽しいこと、笑顔になれることはどんどん共有すればいい。だから、僕は自分が面白いと思ったことはどんどん人にアウトプットします。

 そうすると、しゃべるネタほしさに行動するようになり、失敗したときに「よし、話のネタ!」と、失敗がおいしくなります。失敗を恥ずかしがらずネタとしてアウトプットしていれば、失敗がオイシイネタ! に変換されて、失敗という概念がなくなります。何でも笑い話にしよう! すると、すべてがポジティブに考えられるようになりました。

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