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マヂカルラブリーが語る、物事を続けるコツ「目標は達成しないと気持ち悪い」

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賞レースには出続けたい

マヂカルラブリー

――もし3冠を達成した場合のさらなる目標を教えてください。

村上:小さいやつでもいいんで、賞レースにはまだ出たいですね。何か出られるやつがあれば。

野田:それか新しい賞レース開催ですね。

村上:主催に回りますか(笑)。

野田:まだ手をつけていないジャンルがあると思うんですよね。賞レース勝ててないような芸人を掘り出せるような大会とか、あったら面白そうじゃないですか? M-1グランプリでも2回戦で大爆笑とっても落とされるような芸人がたくさんいるじゃないですか。そういう人たちを集めて、やったら面白そうですよね。あとは、客席からヤジを飛ばしてもいい大会とか(笑)。

旧M-1は決勝が遠かった

マヂカルラブリー

――先ほど旧M-1について触れていましたが、新M-1との違いは感じますか?

野田:周りの仲間もよく言っているんで、あるあるだと思うんですけど、もう友達しかいないです。旧M-1の頃は、香盤表のトリに笑い飯さんとか、超有名な芸人さんが毎回出ていたんですけど、新M-1はその感覚がなくなりましたね。いつの間にか、みんながどんどんいなくなっていって、気づいたら知っている人たちしか出なくなっていました。そりゃまぁ、予選も勝ち上がるよなと思いましたね。

村上:新M-1は、決勝にいけないと出遅れちゃっている感覚がありました。逆に旧M-1はどこか「決勝になんていけるはずもない」と思っていましたね。

野田:旧M-1の初期のほう2、3回戦あたりで戦っていたときの「敗退したけど来年、決勝行くぞ!」という思いはほんと意味なかったですね。それでも、すごい方々がたくさんいたので決勝にいけることは絶対になかったですね。ただ、逆に2017年は「決勝に行けるかもしれない」と思っていたので「うわ、いった!」と驚いた感覚がありました。

――『野田の日記』(ワニブックス)にも同じようなことを書かれていましたね。

野田:うわ、僕、言ってました(笑)? すごいな。2007年にサンドウィッチマンさんが敗者復活から優勝されたとき、僕はテレビで見ていたんですけど、「この人たちが優勝するな」と確信していました。やっぱり、出る人は出るんですよ。

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