動かない上司を動かすために、部下ができる「社内調整」の裏ワザ
社内調整は自己成長の絶好の機会
ネガティブに捉えられることの多い社内調整ですが、企業の環境変化に対するスピーディな対応や、個人が新たな成長機会を得るために不可欠なものなのです。
市場環境の変化に対応するためには、部門や年代を超えて仕事のプロセスを見直さないと、変化している顧客の満足を生む価値提供はできません。だから複数の立場の人が関わる社内調整が発生するんです。
また、社内調整は、相手に動いてもらうために、自らの「個人の力」と「関係性の力」を高め、相手に動いてもらわなければ実現できません。大変なことですが、自分自身を成長させる絶好の機会です。ポジティブなとらえ方をできるかどうかが、自分の伸びしろを大きく左右させるといえます。社内調整は成長の絶好の機会。こう聞くと、ワクワクしてきませんか?
<TEXT/芹沢宗一郎>