20代で1200万の外車を一括購入した男に聞く「効率よくお金を貯める技術」
節税は基本的な知識さえあればできる
会社員にとって節税は難しいイメージがありますが、簡単な節税方法はあるのでしょうか?
「誰でもできる節税としておすすめなのは、ふるさと納税です。現在は寄付した金額の30%以下の返礼品がもらえるのが基本になっていますが、2018年までは70%還元の返礼品を選ぶこともできました。あとは、医療費控除や被災した方の控除などがありますが、重要なのは自ら申請しなければお得な控除は一切受けられないということです。基本的な節税については、ネットの記事を1本でも読めば網羅できるので、何かあったときに思い出せるように最低限の知識を持っておきたいですね。
年末調整の前に意識をして、申請できるものがないかチェックするだけでも節税になる可能性がありますね。また、最近話題の投資制度も会社員ができる節税のひとつだといいます。
「投資による利益には、原則およそ20%の税金が掛かりますが、NISAやiDeCoなどの税優遇制度を活用すれば全額非課税になります。しかも、個人確定拠出年金であるiDeCoは投資金額が所得控除の対象になり、所得税や住民税の節税にもなります」
「検討したり交渉するのが面倒だから」「みんなが使っているから」と、手間を惜しむと、無駄な出費が増えているかも? まずは何が節約できるのか、そして何が本当に自分に必要なのか、見直してみましょう。
⇒次回、<1年間で20万円も得をする通勤時間の使い方――20代で1200万円の外車を一括購入した男に聞く>に続く。
<取材・文/都田ミツコ>