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社内で出世する3つのポイント。サイバーエージェント幹部の元バチェラーに聞いた

ビジネス

「社内外に常に自分の考えを発信し続ける」

ブログ

市川と内藤
市川と内藤:大変参考になります。他には出世のポイントってあったんですか?

小柳津林太郎
小柳津: とにかく発信を続けていたこともポイントだったのかもしれませんね。僕は2006年からずっとブログを続けていて、社内外に常に情報を発信し続けています。

市川と内藤
市川と内藤:なぜ発信することが重要なポイントになるんですか?

小柳津林太郎
小柳津:それは、自分の思考を整理して伝えるということはリーダーにとって必要な能力だからです。

 メンバーをまとめるためだったり、マネジメントの際にも思考を整理して伝えることは必要になってくるはずです。

「2つ上の視点を持ち、行動する」

小柳津

市川と内藤
市川と内藤:確かに……。他には早く出世するポイントってあったんですか?

小柳津林太郎
小柳津:これは最後になりますが、2つ上の視点を持ち、行動することは大事なポイントです。難しい場合は、1つ上の視点でも構いません。

市川と内藤
市川と内藤:「2つ上の視点を持、行動すること」というのは具体的にどのようなことをされていたんですか?

小柳津林太郎
小柳津:例えば、僕の場合は、「子会社を統括している副社長は僕にどのように行動してほしいか」を考えて動くことを意識していました。

 具体的に話すと、サイバーエージェントグループでCygamesというゲーム会社を設立することになった時、僕は別の子会社の代表だったのですが、2つ上の視点で物事を考えると「Cygamesに力を入れたいと思いつつも、人的なリソース不足に悩んでいる」という課題が見えてきました。そこで、僕は自分の子会社から数十名をCygamesに出向させるという判断をしました。

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