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ユニクロのスーツで喪服はアリ?メンズ「お葬式アイテム」の正しい選び方

暮らし

 社会人になると、同じ会社の人や取引先の葬儀に参列したり、受付などのお手伝いをする機会も増えてきます。20代とはいえ、間違ったマナーは自分だけでなく会社のイメージにも悪影響を与えます。『子供に迷惑をかけないお葬式の教科書』の著書がある、葬儀ブロガーの赤城啓昭さんにお葬式の正しいマナーや作法を聞きました。

急なお通夜に参列するとき、どうする?

お葬式

※画像はイメージです(以下同じ)

考える葬儀屋さんのブログ」管理人の赤城啓昭と申します。

 突然ですが今日の夕方お通夜に参列しなければいけない、となったら皆さんどうしますか?

 自分はまだ若いからお葬式に参列する機会なんてそうそうないだろうと思っていませんか? 確かに頻繁にはないかもしれません。しかし会社の上司の親が亡くなったときに、お葬式の受付を頼まれることは珍しい話ではありません。

 そしてたまにしかないが必ずあるという出来事が、準備不足になりがちで一番厄介なのです。

 焼香の仕方であるとか神道のお参りの仕方などはネット情報の付け焼き刃でも何とかなるかもしれません。しかし、葬儀は緊急性が高いため、参列の時に必要なアイテムに関しては、いくらアマゾンであったとしても間に合わないことが多いです。

 そのためどうしても日頃の準備が必要になってきます

 今回はそんなお葬式のために準備しておかなければいけない必須アイテムに関して述べていきます。

お葬式のため準備するべきアイテムは?

 アイテムの筆頭はお葬式の時に着ていく服です。

 お葬式のときは「見た目」が非常に重要になります。なぜならお葬式という儀式自体が、普段目に見えない弔意というものを合掌や礼などの形にして見えるようにしているものだからです。

 お葬式にはなんとなく黒い服を着ていくというイメージはお持ちでしょう。マナー本のなかにはお通夜に参列する場合は地味めのダークスーツでも大丈夫と書かれていることがあります。

 確かにルール上はそうなのですが、現在ほとんどすべての方が黒い服で参列されるので、もしダークスーツで参列した場合、一人だけ浮いてしまうことを覚悟してください。そしてお葬式で目立ってしまうことは厳禁です。そのためお葬式に着ていく服を日ごろから一着用意しておく事が必要です。

 レンタルという手もありますが手間がかかる割に、長期的に見ると割高です。そもそもぴったりのサイズがなかなか見つからないなど、デメリットが多いです。そのためやはり事前に買っておくことをおすすめします。

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