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売り上げV字回復の新興ホテルチェーン。社長を動かす「リクルート創業者」との原体験

ビジネス

自分に付加価値をつけられる環境を構築

5年後[食えなくなる]仕事術

「今年、栃木県宇都宮市に新店を出したときは、佐野市で働く従業員が『同じ県だからぜひやりたい』と言ったので任せました。もちろん補佐はつけますが、明らかなキャパオーバーでなければ任せます。そこで得られる経験値は大きいし、何より当人のキャリアパスが広がっていきます」

 まさに、望めばどんどん自分に付加価値をつけられる環境なのだ。こういった人材育成を第一に考える方針は、穂積氏の原体験も大きいという。

人材育成を第一に考える環境を作る

5年後[食えなくなる]仕事術

カンデオホテルズ代表穂積輝明氏

「実は、私が新卒で入った会社はリクルート創業者の江副浩正氏がオーナー兼経営者の不動産開発会社だったんです。入社式では『当社を3年以内に辞められない人は三流です』と言われました。要は3年で辞められる実力をつけろという意図なのですが、驚きますよね(笑)。

 リクルートには『圧倒的な当事者意識』という言葉がありますが、江副さんと同じ組織で働くと、確かに一般的な会社員の思考じゃなくなるんです。『これは自分の仕事で、自分が結果を出す』と考えるようになる。やり方は違えど、今は経営者として従業員にそういう楽しみを知ってほしいと願っています」

 意識を少し変えれば、誰でも“食える人”になれるのだ。

●5年後「食えない人」にならないための働き方戦略
人の強みは感情への対応力。「当事者意識」があればどこでも食える人になれる

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【穂積輝明】
カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント会長兼社長。京都大学大学院を卒業後、不動産開発会社や投資ファンドを経て、2005年に同社を創業に。カンデオホテルズは、日経ビジネス誌が5年ごとに選ぶ「顧客満足度ランキング」(ビジネスホテル部門)で2012年と2017年に連覇を達成した

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