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神尾楓珠23歳に聞いた「すごいなと思いました」“大先輩”の行動に感じたこと

暮らし

俳優スタートも縁だった

神尾楓珠

――俳優への道はご自身で選ばれたんですよね?

神尾:いや、それも自分で選んだというよりは縁です。もともとは堅実に働いて、週末に家族で遊びに出かけてみたいな生活ができればいいなと思っていたので、全然違います(笑)。

――ではサッカーと同じく、スタートは自分の意志とは違うものだったけれど、始めてみたら好きになって、どんどんハマっていったのでしょうか?

神尾:そうですね。スタートはたまたまだったとしても、一度ハマったら長いタイプなのかもしれません。逆に自分で「これをやりたい!」と思って始めたものは続かなかった気がします。自分に合っているものや好きになれるものは、始めてみてから、あとで分かるものなのかもしれません。

「日々是好日」には大切なことが詰まっている

20歳のソウル

(C) 2022「20歳のソウル」製作委員会

――本作には印象的なセリフがたくさん登場しますが、神尾さん自身は「日々是好日」が好きな言葉だというのは本当ですか?

神尾:本当です。というか、最初に言ったときはそこまで好きというわけじゃなくて、実は絞り出した感じでした。もともとは「ニチニチコレコウジツ」という響きが単純に好きだっただけだったんです。

 でも、いろいろ経験させていただいて、「1日、1日、その日を生きることを大切にして、今日はいい日だったなぁと思う」という、この言葉にはすべてが詰まっているなと感じます。

――神尾さんは、現在、役者として大忙しです。時間に追われてしまうことはありませんか?

神尾:自分らしく、自分のペースで、仕事でもプライベートでもそうですが、焦らずに進んでいきたいという思いを持っています。

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