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「1人すき焼き」をすき焼ライクで実食。ご飯と卵がお替り自由で1280円はお得かも

暮らし

1人焼肉の成功事例を「すき焼きでも」

 実際に1人すき焼きを経験して、「あいつ、さっきから肉食べ過ぎじゃない?」と周囲を睨む必要なく、自分のペースで食べられて、とても贅沢な時間が過ごせた。期間限定と言わず、徐々に定着してほしい企画である。そこで1人すき焼きを企画した背景、今後の展望など、同社のマーケティング部企画課の佐々木月乃氏に話を聞いた。

 まず、1人すき焼きを企画した背景を尋ねてみた。

「1人で外食するときに敬遠する店として『焼肉』と同じ上位にあるのが『すき焼き』ですが、好きな鍋ランキングでも上位に上がります。1人でも気軽に焼肉を楽しめる焼肉ライクの特徴を活かせば、同様にすき焼も楽しんでいただけると考え、テスト的に期間限定でオープンしました」

「すき焼ライク」オープン時の苦労も

すき焼ライク

オリジナルのだしは、牛骨からとっているそうだ

 ただ、すき焼きは焼肉と違い、調理の手間が複雑なイメージがある。やはり、「すき焼ライク上野店」をオープンするにあたっても、それなりの苦労があったようだ。

「現状の焼肉ライクのロースター設備を使いながら鍋を完成させることが難しく、何度も失敗を重ねながら最適な鍋の大きさや具材の火の通り方など納得のいく特注の鍋を完成させました

 また、単純にご飯と卵がお替り自由にした理由については、サービス精神旺盛な同社な姿勢がうかがえた。

「焼肉ライクでは現在OPENから17時までごはんおかわりを無料で提供しており、お客様から『おかわりできることが嬉しい』という声が多かったです。そのため、すき焼ライクでも実施し、より満足していただけるように“終日おかわり自由”にしております。

 また、卵に関しては『すき焼といえば卵』というくらい重要です。卵の量を気にせず、すき焼きを楽しめるようにおかわり自由にしました。すき焼卵かけご飯や〆の雑炊など、心ゆくまで楽しんでいただければ嬉しいです」

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