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富田望生、小さな頃から憧れていた“フラガール”に「声だけの表現は本当に難しい」

暮らし

清原果耶さんとの手紙秘話

富田望生

――とはいえ清原果耶さんですとか、芸能界でのお友達は少ないと話されている女優さんとも、富田さんは仲良しですよね。清原さんとは配信ドラマ『宇宙を駆けるよだか』での共演からですね。

富田:あのときは、最初に初めましての挨拶をして、次のリハーサルのときに、手紙を持っていったら、果耶ちゃんも手紙を持ってきてくれていて。

――申し合わせたわけではなく?

富田:ないです。入れ替わりの役柄だったので、私は自己紹介のような内容だったんですけど、果耶ちゃんのお手紙は「ずっと会いたかったです」といった内容で「ほんまかいな」と(笑)。「こういう作品を観て、ここがすごく好きです」みたいに書いてきてくれました。そのときに「お休みに会いましょう」「じゃあ連絡取り合って」と、自然に仲良くなりました。

今度は朝ドラヒロインを

フラ・フラダンス

――富田さんご自身も朝ドラ経験者(『なつぞら』)ですが、今回の福原遥さんといい、清原さん、広瀬すずさんと、朝ドラヒロインに縁がありますね。

富田:そうなんですよ! 来年下期のヒロインに決まった遥さんからは、朝ドラのヒロインをやりたいというのをずっと聞いていたので、身内のような気持ちですごく嬉しかったです。

――富田さんも今度はヒロインとして。

富田:「言霊(ことだま)」はあるって言いますから。朝ドラや大河ドラマに限らず、若い頃からある程度の年齢まで1人の生涯を演じられるような作品に、20代のうちに出会えたらという思いはあります。

――楽しみにしています。最後に本作のおススメポイントを。

富田:題材はフラガールですが、日々の苦悩だったり、同期がいることでの励みだったり、社会人の方や新入社員の方が共感できるような気持ちをすごく繊細に描いている作品です。彼女たちのキラキラしている姿から勇気をもらって、観てくださる方のエネルギーに繋がったらいいなと思います。あと福島出身者としては、ハワイアンズもいわき市内全体も本当にリアルに描かれているので、いわき市自体に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

<取材・文・撮影/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
映画『フラ・フラダンス』は全国公開中
(C) BNP, FUJITV/おしゃれサロンなつなぎ

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