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瀧内公美、営業してつかんだ「憧れの監督との仕事」SNSとの付き合い方も

暮らし

SNSには「近寄らない、触らない、関わらない」

瀧内公美

――由宇子はドキュメンタリーディレクターですが、本作からはマスコミ報道の怖さと同時に、一般の見えない人々の声の怖さも伝わってきます。特に近年、インターネットやSNSでの声が強くなっていますが、瀧内さん自身はどう付き合っていますか?

瀧内:「近寄らない、触らない、関わらない」です。(笑)。そうすれば問題が起きることもない。SNSって、不透明なものなのに、価値があるかのように見えているというか。自分で情報を選択していかないといけないんだけど、他者の意見、どこかで聞いたこと、見たことが自分の意見かのようになっていることがある気がします。それが恐ろしいし、考えなくなっちゃうのが怖いです。その人の本当の言葉なのかなと思ってしまいます。

――確かにそういう面はありますね。瀧内さんは、話題にされる側でもありますが、「近寄らない、触らない、関わらない」だと、エゴサーチなんかもしない?

瀧内:しないですね。以前、『火口のふたり』が公開されたときに、少しだけ見たことはあります。(監督した)荒井(晴彦)さんが「SNSで書かれまくってるぞ~」と言っていて、みんなで「いいことじゃないですか」なんて言いながら、その時に一緒に見ました。なんだか恥ずかしいんですよね。

今は身体を動かすことに夢中

由宇子

――今現在、ハマっていることはありますか?

瀧内:身体を動かすことです。それがいかにメンタルを整え、脳内分泌物質がスムーズに分泌しているかにつながっているかということを、いま探求してます。ヨガとかトレーニングとか。来年の1、2月にミュージカル(「INTO THE WOODS」)をやるんです。

 それに向けて始めたら、こんなにいいものなんだとハマりまくってしまって。発声もやってるんですが、めちゃくちゃ楽しいです。

 家でもトレーニングしたり、バランスボールに乗ったり、コリをほぐすポールを買ったりして。早めに起きようとか、仕事が早く終わったら少しでもレッスンに行こうとか。いかにそうしたことに時間を割くかばかり考えています。本当に楽しい(笑)。

――これまでに運動は。

瀧内:学生の頃は部活でバドミントンをやってました。それ以降は水泳とかウォーキングとか。でも今のようなアプローチは初めてで。瞑想とかもやるんですけど、自分の中で感覚がすごくソリッドになってます!

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