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ソニーが過去最高売上を更新できる理由。要因は「PS5」だけじゃない

ビジネス

3)映画事業:現在ではアメリカを代表する映画企業に

 映画事業はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが展開していますが、こちらはカリフォルニアに拠点を置く米国企業です。前身はコロンビアピクチャーズですが、バブル期にソニーが買収し、傘下に入りました。劇場のみならずテレビ用のコンテンツを制作し配給も行っています。

『スパイダーマン』や『ダ・ヴィンチ・コード』、マイケルジャクソンの『THIS IS IT』など、ジャンルは多様で多くの名作を出しています。ソニーが買収した当初は貿易摩擦の影響もありアメリカでは反対意見も聞かれていましたが、現在ではアメリカを代表する映画企業になっています。

4)エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション事業:映像機器を生産

Xperia

Xperia 10 II

 こちらは世界の映像を支える事業です。一般消費者向けには「α」を代表ブランドとするデジタル一眼レフカメラやハンディカム、ヘッドホンを生産するほか、スマホの「Xperia」や液晶テレビ「BRAVIA」を生産しています

 プロ向けにも同様の製品を供給しており、テレビスタジオで使われるカメラや空撮用のカメラ搭載型ドローン、業務用大型ディスプレイを生産しています。また、オリンパスと共同で出資した企業を通じて内視鏡を生産していますが、こちらではソニーの高画質映像技術が活かされているようです。ちなみにインターネットプロバイダーのSo-netも同事業の一環です

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