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バーガーキングの新定番「大豆肉ワッパー」が目が覚めるウマさ!重さもズッシリ

暮らし

ワッパーの魅力は“ずっしり&しっとり”

 ワッパーを食べたことのある人ならイメージできると思うのですが、このハンバーガーの魅力は、全体的にずっしり&しっとりしていて、パンや具材にパサパサ感がほとんどないこと。

 がぶりと食べたときにパティの厚みあるジューシーさをしっかり味わえることです。ちなみに最近のワッパーは、合成着色料・化学調味料・合成香料・合成保存料が不使用で、素材そのものの味を大切に進化しています。

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 さてさて、プラントベースはどうなのでしょうか……。さっそく実食です!

うますぎるっ!スモーキーな香りは病みつきに

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 一口食べて、ただただ絶句。通常のワッパーにはない“スモーキー”な香りをまとったパティのおいしさに、目からウロコ状態になってしまいました! 高級ハンバーガーで感じる炭火で焼いたような風味に近いものがあります

 これぞ、目が覚めるような体験といっても過言ではありません。直火でグリルした燻製風味のパティにかぶりつくだけで、人間の本能が喜ぶ根源的な味わいを体験させてくれるでしょう。火と煙から生まれる香りをまとったクラッシックなハンバーガーは、植物性であるかどうかを考える前に、とにかくシンプルにおいしかったのです。

 ちなみに、熱量は673キロカロリー(ワッパーは676キロカロリー)。たんぱく質25.9g(ワッパーは29.2g)、脂質38.4g(ワッパーは41.1g)。数値的には大きな違いはありませんが、脂質の構成などは違いがあることでしょう。

 また、食べた直後の満足度はどちらもしっかりあり、個人的には通常のワッパーよりも好みの味で、しばらくこれ以外は食べたくないほどの病みつき感が残りました。“植物性=イマイチおいしくない”という偏見を持つ時代は終わっているのかも!

<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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