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成城石井は「モンブラン系スイーツ」が神。コンビニもあなどれない

暮らし

コンビニにはコンビニの強さと魅力があった!

① 粉モノ・タマゴ系の王道スイーツが秀逸過ぎる

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左上:セブンプレミアム しっとりバウムクーヘン(セブンイレブン)168円/右中:プートロン(ローソン)223円/左下:生食感フィナンシェ(セブンイレブン)198円

 プリン、チーズケーキ、バウムクーヘン、シュークリームなどの粉モノ・タマゴ菓子を見ていくと、コンビニの勢いに軍配があがります。それは、万人受けする人気スイーツをおいしく作ろうという努力が、半端ないレベルで商品に生かされているから。

 子供の頃からなじみのあるお菓子が、とびっきりおいしくなって、しかも手頃な価格で購入することができたら、愛着を感じずにはいられないはず。ワンハンドで味わえるアイテムが充実しているのも、親近感を感じることでしょう。

② 和菓子でもない洋菓子でもない「ネオスイーツ」

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右上:アンサーク(ローソン)241円/左下:チョコクリームたい焼き(ファミリーマート)130円

 時には正統派スイーツではない、ちょっとユニークなものを欲する時ってありますよね? そうです、和菓子と洋菓子をミックスしたような“新感覚の商品”を探すのであれば、断然コンビニでしょう。

 柔軟で遊び心のある開発力は大手コンビニだからこそ実現できるワザ。あんことチョコを交換・融合してしまうような自由度が、食の好奇心を高めてくれています。

③ コラボ商品で「食の楽しさ」を味わえる

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左上:ムーミンもちっとチーズ(ファミリーマート)128円/右下:トイ・ストーリーエイリアン バニラ&チョコ(セブンイレブン)388円

 人気キャラクターやアニメとのコラボ商品はコンビニの得意分野。自分が好きなキャラクターが登場すると、ついついリピートしてしまったり、全種類買ってみてくなりますよね。

 このように、おいしさ以外に“楽しさ”を味わえることは、食生活を心豊かにしてくれると私は考えます。いつも以上のおいしさや食べる喜びを実感したいと願う人は、コンビニスイーツも要チェック。季節イベントに合わせた限定商品も同様です。

<TEXT/食文化研究家 スギアカツキ>

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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