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小関裕太、共演した橋本環奈に感動「スタッフ全員の名前を憶えていた」

暮らし

ニューヨークにいきなり行って感じたこと

小関裕太

――おお、それはすごいですね。

小関:急だったんですが、とりあえず観光したりミュージカルを観てみようと思い、2週間半行くって決めたんです。行ってみたら、今までなんて無知だったんだろうと感じることが多くて。

 憧れているだけでしたが、ステキなものが現実にたくさんありました。実際にニューヨークに行くことによって、よりステップアップしたいという意欲が湧きました。

 アパートを借りて過ごしていたのですが、初めての一人暮らし体験にもなりましたし、いろんなことへの視界が一気に広がった気がしました。憧れもより強くなって、やりたいことも増えました。だから、あのとき言葉をかけてもらったことは、今でも大切にしています。

挨拶は、相手に聞こえて初めて挨拶

シグナル100

――より意欲的になれたんですね。小関さんは子役出身で、’03年からお仕事をしてきました。仕事人として、大切にしていることは何ですか?

小関:挨拶です。小学4年生のときに、先輩のマネージャーさんから僕のマネージャーさんに「朝、小関君とすれ違って『おはよう』と言ったのに、挨拶しなかったね」と指摘していただいたことがあったんです。僕は「おはようございます」と返していたのですが、マネージャーさんにしっかり届いていなかったんです。

 そのことで少し悩んでしまって、親に相談してみたら、「挨拶は相手に聞こえて初めて挨拶したことになるんだよ。だからマネージャーさんに、『言ってくださって、ありがとうございます。これから気を付けます』って言わないといけないよ」と言われました。

 正直、そのときは素直になれずに、悔し涙を流しながら謝ったんですが、時間が経てば経つほど、正しいことなんだと思うようになりました。だから、ちゃんと挨拶のできる人でいたいなと思っています。

遊園地のアトラクションのような作品

小関裕太

――長くお仕事されている小関さんだからこそ実感してきたことですし、どんな仕事をしていても大切なことですね。最後に改めて同世代の読者に向けて、映画公開へのメッセージをお願いします。

小関:ショッキングな内容もある映画ですが、遊園地のアトラクションに乗っているかのような作品です。乗ったら最後まで降りられません。ぜひ、遊園地に行くような感覚で観に来てもらえたらと思います。楽しんでください。

<取材・文/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

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