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不安な時代こそ「新しいエンタメ産業」に就職するべき理由

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将来に向けて今やるべきことは何か?

お金

『手堅く1億円稼ぐ 7つの最新手法 お金儲け2.0』(川島和正、三笠書房)

 近未来はこのようになるのですが、それを踏まえたうえで今やるべきことは、今稼げることに取り組むことです。あまりに未来を先取りして新しいことに取り組んでも、なかなか換金できずお金に困るためです。

 今稼げることに取り組んで、お金を貯めておくことは未来への準備につながります。なぜかというと、貯金があれば社会が変化しても、しばらくは生きていけるからです。そして、貯金がある程度の規模になった場合には、未来の技術への投資に使えるからです。

 今稼げることを調べるにはどうすればいいのかというと、今、本当に稼いでいる人を探せばいいのです。理論ばかり学ぶのではなく、実際に稼いでいる実例を探し、その人が具体的に何をしているのか調べます。また、大企業がやっていることはすぐには真似できないため、個人や少人数のグループで稼げている事例を探します。

お金持ちと出会うためにできること

 まずは書店で「〇〇ビジネスで稼ぐ方法」や「〇〇ビジネスの始め方」といった本を片っ端からチェックします。

 そして、その本の著者プロフィール欄をチェックし、学者や評論家が書いた本ではなく実践者が書いたものを探します。すると、その本からやり方を学ぶことができますし、その著者の名前をインターネットで検索すると、より詳しくその人が何をやってきたのかがわかってきます。

 稼いでいるけど本を出していない人もたくさんいますので、インターネットでも稼いでいる人の実例を探します。インターネットで探す場合、私のように稼ぎ方に詳しい人が配信しているメールマガジンやブログを見ると、そこで実例が紹介されているので詳細がわかります。

 最近ではYoutubeでも稼ぎ方が多数紹介されるようになってきていますので、そちらから学ぶこともできます。

高級車、ワインなどの集まりに出よう

ワイン

 また、本やインターネットより効率的なのは、稼いでいる人が集まるセミナーやコミュニティーに参加することです。たとえば、経営者や投資家向けに、ビジネスノウハウや投資情報を教えている集まりに行くと、稼いでいる人と知り合えます。また、不動産や高級車、ワインなど、いわゆるお金持ちが関心を持つ分野の集まりもおすすめです。

 このような場所に行くと、今どんな仕事をしている人がお金を稼いでいるのかがわかりますし、そこで稼いでいる人と知り合って親しくなれば、稼ぎ方を直接教えてもらうこともできるようになります。

 私の場合、20代半ば頃から、このようにして稼ぎ方を調べるようになり、起業当時はアフィリエイトと情報ビジネスが一番効率的に稼げるとわかったので、それに取り組んできました。それから、稼ぎ方をまとめた本を出して、それを起点に最新の稼ぎ方情報が集まるコミュニティー、川島塾も作っていきました。

 そしてまた、今回出版した新著で稼ぎ方情報をシェアすることで、新しい人間関係ができ、新たな稼ぎ方情報も集まってくることでしょう。あとは、集めた情報の中からどれかを選んで取り組めば、また手堅く稼げるというわけです。

<TEXT/川島和正>

1979年生まれ。横浜国立大学経営学部卒。「稼ぎ方」「時間管理」「人生の楽しみ方」を教える川島塾を開講し、多数のミリオネアとビジネス書著者を輩出。著書『働かないで年収5160万円稼ぐ方法』は、シリーズ累計30万部のヒットに

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