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「仕事がダルい」というあなたに伝えたい仕事で幸せになる方法

学び

仕事に集中することが、“あなたにとって”良いワケ

working

■理由その1:仕事ほど面白いゲームはない

 まず1つ目の理由として挙げられるのは、「仕事はゲームとして非常に完成度の高いものである」ということです。

・「現実世界」というフィールドの中で、多くの人の役に立ったり競争したりできる
・自分のお金や時間、経験値も工夫によってどんどん伸ばしていける
・どのように行動するか、ルールはほとんどない。自分でフィールドを作り変えていける

 テレビゲームももちろん面白いですが、現実というゲームはそれをはるかに凌駕する面白さです。

 なかなかうまくいかずにつらいときもありますが、一度「ゲーム」として捉えて集中してやってみるといいかもしれません。うまくいかなかったとしても、何度でもやり直しがききます。

 ぼくらが普段夢中になっているインターネットやYouTube、テレビゲームや漫画も、それを現実世界で生み出したエンジニアやクリエイターがいるのです。ただそれらを消費するよりも、自分たちで何かを生み出したほうが面白いのではないか、とぼくは思っています。

■理由その2:「若いときから仕事をしっかりできる人」には明るい未来が待っている

 周りで若いうちから一生懸命仕事に取り組んで結果を出してきた人を観察すると、ほぼ例外なくどんどん上昇スパイラルに乗っていきます。

・最初に入った会社で最速で昇進し、20代ではやれないような仕事をどんどん任される
・ベンチャー企業に役員待遇で引き抜かれ、さらに活躍の幅を広げている
・自ら起業し、社会を変えるようなサービスを作っている

 ぼくの周りにはそういう友人がいます。彼らがそのようなスキルとアクティブさを兼ね備えることができた理由は「常に仕事に真剣に取り組んできたから」だとぼくは考えています。

 彼らがもともと非常に能力が高かったかというと、必ずしもそうではありません。なかにはどちらかというと劣っていた人もいたと思います。

 しかし、彼らはいつでも目の前の仕事に夢中になり、目を輝かせて取り組んでいました。たとえうまくいかなくても、なぜうまくいかなかったのか考え、周りからフィードバックをもらい、次の仕事に活かしていました。

 彼らは真剣に、かつ楽しく仕事に取り組むことで、どんどん活躍の幅を広げていき、今では能力も気持ちも兼ね備えたビジネスパーソンとして生き生きと働いています。

仕事はあなたを幸せにするための行動である

仕事

 仕事は「社会に貢献することでお金をいただく活動」ですが、さらに一歩抽象度を上げて定義すると、「あなたを幸せにするための行動のひとつ」です。

 せっかくやるのであれば、ダラダラと愚痴をこぼしながら適当に仕事をやって定時を待ちわびるよりも、自分の気持ちを集中させて一気に取り組み、結果を出すための努力をしてみることをオススメします。

 そうすることにより、仕事はテレビゲームやネットサーフィンよりも充実度が増した活動になり、あなたの将来を輝かせるツールとなりえるのです。

 仕事をどう捉えるかは、最終的にはあなた次第です。せっかくですから、目の前のことに集中し、結果を出していけるようにがんばってみてくださいね。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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