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嵐の大野智が、新しいリーダー像のお手本である4つのポイント

コラム

目指すべきは“応援される系”のリーダー

 メンバーをリーダーの型にはめる時代は終わりました。

 今のご時世、多様性を受け止め、尊重し、個々人の持ち味を活かすことでチームを運営する、フラットな関係が求められます。人がついてくる、応援される人がこれからのリーダーなのです。そこでは静かなリーダーシップがキーになります。

 実際、大野さんは嵐のメンバー誰もがオリジナルで主役を張れるようチームを成長させるとともに、グループの魅力を18年たっても広げ続けています。このことは、ファンならずとも実感していることでしょう。早速、その4つのポイントを解説します。

大野君型リーダーになる! 4つのポイント

ビジネスシーン―ミーティング

※画像はイメージです(以下同じ)

1:本業で秀でたスキルを持つ

 大野さんは、「歌がうまいジャニーズラキング」的な複数のネットアンケートで1位や2位に選ばれています。また、ダンスの腕前も、「無重力ダンス」と言われ、ジャニーズでもトップクラス。

 ドラマでも、役になりきる演技力に定評があります。

 そう、歌って踊れ演技ができるというアイドルの必須スキルで一目置かれる実力があるのです。昨今は、「仕事ができないけど課長だから言うことを聞け!」と言っても部下は動いてはくれない時代です。

 本業面で周りから認められないとプロフェッショナルのメンバーをリードすることはできません。まず、本業面で一定以上の評価を勝ち取ることが最初です。変に熱く関わる手間暇をなくし、まずは一人前以上に仕事ができるようになりましょう。

2:趣味の腕がプロレベル

 また、大野さんはアートの才能を持っています。個展を開き、草間彌生さんや横尾忠則さんなど世界的なアーティストからも認められています。

 本業面以外は何もないのは寂しい限り。趣味の世界で一目置かれることで人間の幅が出るのです。あなたも、1つで良いので、何か好きなことに没頭しましょう。

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