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映画館の暗闇で彼女の手が…。男性2人がアプリで体験した「複雑な出会い」

コラム

 従来は友人関係や職場などで直接対面する出会いが主流でしたが、今はマッチングアプリを通じ共に関係性のない者同士が出会うようになりました。利用者の年齢層も幅広く、その目的は本気の婚活や純粋な恋愛など、アプリを見るとその動機やニーズは様々であるようです。

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※画像はイメージです(以下同じ)

 そんななか、アプリで出会ったもののシンプルには喜べないような、2人の男性の経験談を聞いてみました。まずは、無職なのになぜか畳職人と偽り、日々アプリで出会いを探す墨岡圭介くん(仮名・33歳)を取材しました。

上品なイケメン面の裏に隠された真実

 埼玉県の新座市が地元と話す圭介くんは、筆者とは新宿のバーで知り合いました。すらっと背が高い上品なイケメンさんで、モテる条件を備えた青年です。しかし……。

「俺、本当は無職なんですよ。畳職人とか嘘言ってナンパしてますけど、無職だと女性に無視されるじゃないですか」と、告白のように圭介くんは話しはじめました。

「通信制高校を20代で卒業し、仕事らしい仕事なんて今までしたことありません。友人もあまりいないから女性と遊ぶしかやることないんですよ。俺の親、カネだけは持ってるのでそれで生活してます。池袋のマンション住んでます、親のカネで」

「俺に同情する女性って意外に多いんです」

デート モテ

 圭介くんはそう話しました。初見からは想像もつかないことです。なぜ畳職人と偽るのか? と聞くと、こう答えます。

畳の部屋って今の日本では減ってるらしいので、仕事なくて日中暇してても信憑性あるし、稼げてない理由にもなる。そういう俺に同情する女性って意外に多いんですよ」

 なかなかの確信犯。そんな圭介くんには彼女もいるらしいです。

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