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婚活アプリで知り合った「元自衛官」の結婚観に驚愕。嫌われる男の特徴は…

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「バツイチの理由を聞いたほうがいいわよ」

「交際してもいいかなとその気になったときに、知り合いの女性から『バツイチの理由を聞いたほうがいいわよ』とアドバイスされました。そこで、彼にそれとなく聞いてみたら、離婚の原因は、『奥さんの浮気だった』と教えてくれました」

 しかし、そのいきさつを「あんなヤツ」「オレを裏切るなんて」と、Aさんはやたら忌々しそうに語ったそうで、美和さんはその口調の激しさに不安を覚えたとか。そこで、先ほどの知り合い女性に相談。

 すると「離婚から立ち直っていないかもね。一度、彼に結婚観を聞いてみたほうがいいよ」と、アドバイスされたそうです。

「再婚ではどんな家庭を築きたいのか聞いてみたら、その結婚観にあ然となりました。妻にはなるべく家にいてほしい、もし外出する場合は門限を決める、スマホを定期的にチェックさせてもらう。これって、完全に元妻との離婚から立ち直っていないということですね」

 美和さんは、自分の気持ちを男性に率直に伝えると、みるみるうちに頬が紅潮した男性は、デート中のカフェから無言で出ていったそうです。

「君のことなんか大嫌いだ。返信は無用」

マッチングアプリ

「それからすぐに、アプリのメールで『君のことなんか大嫌いだ。傲慢な女だ。ちょっと遊んでみようと思っただけだ。二度と会いたくない。返信は無用』と一方的に吐き捨てられました。しかもアプリから私を排除していたんです。出会い系アプリはもう懲り懲りだと悟りました」

 その後、アプリを退会しようとした美和さん。するうと、知らない人からFacebookに書き込みが。怖くなって、Facebookのアカウントを削除したそうです。

「個人事業主なので、Facebookはブランディングに必要でした。でもFacebookと連動していた婚活アプリは危険すぎましたね。3か月後に、新しいアカウントで再開したものの、アプリで連絡をとった人に見つかるのではないかと不安でした」

 その後美和さんは同窓会で知り合った同じ年のBさんとその場で意気投合し、すぐに交際に発展。1年後に電撃結婚をしたそうです。そのうえで、男性のみなさんにこうアドバイスします。「誰でも婚活アプリを使う時代ですが、合う人もいれば、合わない人もいます」。

 少しでも違和感を覚えたら、ストップしてみることも大事ですね。

<TEXT/夏目かをる イラスト/中西トモナオ>

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。『週刊朝日』『日刊ゲンダイ』「DANRO」「現代ビジネス」などで執筆。
Twitter:@7moonr

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