焼肉とライスは最強のタッグだ

　では実食といこう。まずは鮮やかなピンク色の「豚カルビ」をトングでつかみ、グリルへと投入。油が滴り落ちるにつれ、肉の焼ける香ばしいニオイが鼻孔をくすぐる。焦がさないよう両面を丁寧に焼いて醤油タレにつけてパクリ。うまい！ 肉厚で食べ応えバッチリだ。

卓上のグリル。火力を自分で調節できて便利

　もう一枚はタレをたっぷりつけて、山盛りのライスの上に乗っけてみた。肉の脂とタレを米に染み込ませてから、口の中へと同時にイン。くぅ～、やっぱり焼肉とライスは最強のタッグだ。食べ放題で出されるライスは、ベチャベチャしてることもままあるが、これは別。適度な硬さがあって美味しい。食べ放題においては、うれしいポイントだ。

タレをライスに染み込ませる

甘味のある肉汁が口の中いっぱいに

　お次は「バラカルビ」をグリルに投入。薄切りだからあっという間に火が通ったぞ。こちらも醤油タレにつけて一口。うむ、ちょっと甘味が強くて味が濃いかな……？

　濃い味が好きな人にはいいけど、肉本来の味を楽しみたい人には、ちょっと微妙かもしれない。まあでも、その代わりにライスがグングン進む。カルビがなくなるころには、山盛りあったライスがいつの間にか半分になっていた。

バラカルビはライスが進む

　最後の肉は「牛ホルモン」だ。こちらはグリルで焼いても、形を保ったまま超プリプリ。ひとたび口に運べば、噛めば噛むほど、甘味のある肉汁が口の中いっぱいに溢れてくる。うん、とってもジューシーだ。

　――と勢いよくホルモンを頬張っていたのが、さすがに脂っこい。よし、味変といこう。備え付けのタレは全6種類。コッテリからアッサリまで取り揃えらているので、その中からレモン汁とニンニクおろしをチョイス。おお！ 断然食べやすい。これまたライスが進むぞ～！

ライスを口に詰め込む筆者