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平均年収433万円の日本では「転職が当たり前」に。年収アップの“近道”にも

学び

転職ではない選択肢も選べる

転職

 職務経歴書を書くことは、現在地を知るだけではなくキャリアが進む、と言ってもいいくらい良いことづくしなのです。実績を作り、職務経歴書を更新する、そしてまた実績を作り、職務経歴書を更新する、これを習慣にしてみましょう。

 半年に1回の頻度で職務経歴書を更新することで、人事面談がある人は、上司に伝えるアピール材料を整理できる機会にもなります

 年収を上げたい場合、必ずしも転職が最善策とは限りません。先に書いたように、実績作りをすることで評価を上げたり、昇進や異動のチャンスだってあります。現職でまだできることがあるなら、現職で実績を作り、昇進・昇給をして目一杯年収を上げてから転職するという選択肢もあります。

 複数の選択肢を意識しながら、とにもかくにも「実績作り」を行うこと。実績を作ったら「職務経歴書を更新」すること。当たり前のことのように思われるかもしれませんが、給与が上がらないこの国で給与を上げるには、この当たり前をやることが近道だと信じています。

<TEXT/キャリアメンター wami>

米国大学卒業後、金融業界にて4度の転職・海外勤務を経験。日系・外資系投資銀行にて11年間管理職として勤務した後、2017年キャリアメンターとして独立。通算400名以上の採用・育成・転職支援に関わっている。現在はオンライン転職サポートの「wami career」を運営。キャリアメンターとして転職支援と転職後のキャリア支援を行ない、これまでサポートした内定獲得者の9割が年収アップを実現。Twitter:@Wami_career

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