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ダイエット成功の鍵は「食事のPFCバランス」。筋トレYouTuberが教える

暮らし

「食事」「運動」「筋トレ」を点ではなく、線で考える

中年でも愛されボディをつくる

 例えばおにぎり1個は180kcal程度で、ジョギングを30分やっても210kcal程度しか消費しないため、「毎日30分走っても、おにぎり1個分程度しか消費しないの!?」と驚く人がたくさんいます。「だったら、おにぎり1個ガマンしたほうがラク」と、炭水化物を完全に抜くような極端な食事制限に走ってしまいがちですが、それでは長続きしませんよね。

 それに、急激にやせると、リバウンドも大きくなってしまいます。だから、太りにくい食事を摂りながら運動もして、筋トレで狙ったところの筋肉を増やす。「食事」「運動」「筋トレ」を点ではなく、線で考えるようにしています。

 太らないためにはカロリーを抑えた食事が重要なので、僕は“お腹いっぱいになるのに低カロリーなもの”を食べるようにしています。例えば、バナナ1本の可食部は80~100gで80kcal程度なのに、シュークリームは1個70~80gで250kcalほどあります。

低脂質で低カロリー、高たんぱくな食事が重要

 1個ならどちらもほぼ同じ重さなのに、バナナのほうがカロリーは圧倒的に少ない。なぜこれほどの差があるのでしょうか? それは「脂質」に理由があります。

 皆さん、「PFCバランス」って聞いたことはありませんか。P(プロテイン)はたんぱく質、F(ファット)は脂質、C(カーボハイドレート)は炭水化物のこと。

 ダイエット中でも、このPFCをバランスよく摂ることが大事になるのですが、たんぱく質と炭水化物は1gあたり4kcalなのに対し、脂質は1gあたり9kcal。つまり、たんぱく質や炭水化物に比べて、脂質は非常にカロリーが高い。ですから、摂取カロリーを抑えるには、PFCのうち脂質を少なくし、「低脂質で低カロリーのもの」を摂ることが重要になります。

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