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【Z世代は何を想う】急成長企業「ワークマン」に見る働き方と生き方とは?

学び

【Z世代の特徴をふまえて】インターネットとの付き合い方・情報源・金銭感覚


インタビュー風景4

高校時代の教諭の言葉が情報収集の指針となっているそう


― 「Z世代」は、「ネットリテラシーが高い」「情報源はインターネット」「節約家」といった特徴があるとも言われていますが、勢登さんは、ネットリテラシーは高い方でしょうか?

勢登さん:高い方なのかなと思います。新しい情報を見たら、必ず情報源をたどるようにしていますね。高校生の時に授業で聞いた「インターネットやSNSは玉石混淆のメディアだ」という言葉をずっと覚えていて。信憑性を確かめてから、情報を咀嚼するべきだなと思っています。

― 情報取得にはどのようなツールを利用しているのでしょうか?

勢登さん:インターネットです。自分の場合は、特にYouTubeとTwitterですね。 YouTubeは動画ということもあってわかりやすく、コメント欄からも生の声が聞きやすいので重宝します。あと、YouTubeではVtuberのチャンネルもよく見ています。

Twitterも生の声が拾いやすいという点で共通していますが、noteなど別のサービスへのリンクが貼られていることもあり、そこでより詳しく情報が得られるというのも良い点だと思います。

― 金銭感覚はどうですか?浪費型?節約型?

勢登さん:同期ともお金の話をするのですが、皆と比べると浪費型だなと思います。登山用品やVtuberのグッズなど、自分の好きなことにはリミットを定めずに使う傾向がありますね……(笑)。

ただ、浪費型という自覚はあるので、給与が振り込まれたら一部を積み立て用の口座に移し、投資信託などの積み立てをしています。

【将来のこと】どんな人間になっていたい?


勢登さん

ずっと新しいもの好きでいたい、と話す勢登さん


― 将来、どのような人になっていたいですか?

勢登さん:新しいことを、抵抗なく受け入れられる人間でいたいと思います。年をとると今まであったものや、今まで通りのやり方を好む傾向にあると思うのですが、ずっと新しいもの好きな人であり続けたいです。それが仕事にもプライベートにも生きてくると思っています。

【Z世代を代表して一言】どんな世代でありたいですか?

― 最後に、Z世代を代表して一言お願いします!

勢登さん:Z世代として、今までの社会にしばられない、新しい社会のしくみのなかで頑張っていきたいです。悪いことは悪い、それは古いでしょ、非効率的でしょ、と言えるような世代でありたいし、そうあれるよう頑張る世代として社会をリードしていけたら、と思います。

インタビュアー山崎の「Z世代の想いに触れて」


編集部のZ世代・山崎、同年代のワークマン入社1年目の勢登さん

今回は、編集部のZ世代・山崎(右)が、同年代のワークマン入社1年目の勢登さん(左)に想いや考えをお伺いしました


勢登さんは、仕事とプライベートのバランス、そして将来を意識しながら、1日1日を大切に過ごしているのが印象的でした。そして、「1年目から成長できる環境が整っている」、「自分の業務に取り組む姿勢がそのまま結果や評価に繋がりやすい」といった特徴を持つワークマンは、そんな生き方を実現しやすい企業でもあるのかなと。社会人1年生にもかかわらず、多くの事を経験して確固たる軸を持っているのは、充実した日々を過ごせている証ではないでしょうか。

「新しいことを、抵抗なく受け入れられる人間になりたい」という点も、今の時代に合った考え方ですよね。私自身も大切にしていきたいです。

取材協力:株式会社ワークマン

<取材・文/熊本沙織 撮影/渡辺昌彦 インタビュアー/山崎大>

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編集者/ライター。編集プロダクションと出版社での勤務を経てフリーの編集者・ライターに。ウェブメディア・書籍・雑誌・広報誌などで幅広く活動中。隙あらば航空券をウェブ検索し、旅のプランを練っている旅行好き。自宅に3台のたこ焼き機を所有する関西人。

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