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【Z世代は何を想う】急成長企業「ワークマン」に見る働き方と生き方とは?

学び

【ワークマンについて】どんな会社? どんな人が向いている?


#ワークマン女子南柏店

勢登さんが勤務する「#ワークマン女子南柏店」。#ワークマン女子の路面店第1号として2021年6月に開店し、地域の人々に愛される店舗となっている


― ワークマンとは、どのような会社でしょうか?

勢登さん:業務成果が正当に評価される会社」だと思います。ワークマンは企業規模に対して従業員数が少ないと言われることがあるのですが、それもあって、役職がかなり上の人にも自分のことを認知してもらえている実感があります。

自分の失敗も成功も上の人にまで届くので、きちんと仕事していれば評価される、と感じます。別の店舗にいる同期の活躍ぶりも耳に入るので、同期に負けないようにしないとな、とも思いますね。

― 就職活動をしている人に向けて教えてください。ワークマンは、どんな人に合いそうですか?

勢登さん:「素直に人を頼れる人」、でしょうか。ワークマンは製品開発部や、地区を統括する役員でも、直接電話できるくらいの距離感の会社です。何か疑問や相談ごとがあった際に臆せずコンタクトをとれる人であれば社内のコミュニケーションも活発になりますし、自分自身も成長できると思います。

【会社と社会を引っ張る未来】1年後・5年後・10年後の自分


インタビュー風景3

売り場作りや生地や素材のことなど、「学ぶべきことはまだまだある」と語る勢登さん


― 1年後の目標を教えてください。

勢登さん:売り場作りを函館の店舗で学んで、愛知の店舗でそれを生かして、自信がついてきたと思っていたんですが、認知バイアスであるダニング=クルーガー効果でいうところの「自信に満ちあふれている」時期を過ぎてしまったようです(笑)。今は「自分は全然まだまだだ」と思っています。

売り場作りは感覚やセンスだけではなく、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)などの理論の上に成り立っているということを先輩に教えていただいたので、これからはそれを学んでいく予定です。

また、後輩が入社してくるはずなので、やらなければいけないことをきっちりこなせるようになって、それを後輩にわかりやすく教えられるようになっていたいですね。

― 5年後はいかがでしょうか?

勢登さん: 5年後というと、直営店の店長を離れ、スーパーバイザーとして活躍できているころかと思います。加盟店さんと気持ちよく同じ方向を向いて仕事ができるように、説得力のあるデータを引っ張ってきたり、会話を通して納得してもらったりといったことができるようになっていたいですね。そのためには、直営店で店長として勤務している今の経験がとても大切だと思っています。

― 10年後についても教えてください。

勢登さん:スーパーバイザーをやっていないと仮定すると、本社勤務をしてみたいです。商品を開発するような部署にいるか、もしくは、そういった部署に行くための努力ができていたらいいなと思います。

開発の部署へ行くためには、商品の生地の機能や質感、加工なども研究しておかなければいけません。今は、社内のセミナーなどで勉強しています。自分の長所を伸ばしつつ、これからの世代として、ワークマンを引っ張っていけるようになりたいですね。

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