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ピン芸人・ZAZYが語る、“ネットの評判”との向き合い方「唯一気になるのは、賛否両論」

暮らし

誰かの真似をしていたら悔やんでいた

ZAZY

――子供の頃に勉強をしていて良かったと思うことは?

ZAZY:いいことだらけですよ。僕は、どんな状況でも頭がいいほうが有利だと思っているんです。例えば走りが早くて頭がいい人と、走りが早くて頭が悪い人だったら、頭がいいほうがもっと速くなる可能性を秘めていると思うんですよね。走りを速くする方法を早く理解できるわけですから。ただ芸人の中には、勉強ができないゆえに爆発力を秘めている人もいるので……、そこがお笑いの面白いところでもあると思います。

――高校や大学時代の同級生は、いわゆるエリートが多いのでは? 選ばなかった道を考えることはありますか?

ZAZY:みんなすごくえらくなってるから、ある同級生と話していて「医者って1日15万円も稼げんの?」って引くこともあります(笑)。ただ僕は、今やりたいことができているので、羨ましいとは思いません。そこで、もし、誰かの真似のようなネタをやる芸人になっていたら、悔やんでいたかもしれませんね。

――2022年になって新たなR-1グランプリの大会が始まっています。

ZAZY:R-1グランプリはラストイヤーになるので、サクッと優勝して有終の美を飾りたいですね。ぜひ楽しみに観ておいて下さい。

<取材・文/井澤梓 撮影/石原敦志>

【ZAZY】
1988年、大阪府生まれ。NSC大阪校に33期生。2011年4月にデビュー。奇抜な発想力を生かしたフリップネタで、2017年に「第47回 NHK上方漫才コンテスト」の決勝に進出した。2021年には「R-1グランプリ2021」準優勝。YouTube「ZAZY official world」更新中。Twitter:@zazy06

金融機関、人材系ベンチャーを経てライターに。ビジネス系インタビューから体当たり体験レポートまで多様なジャンルで執筆中。株式会社カタル代表

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