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横浜流星、いるだけでカッコいいスタア性の秘密。“ポスト千葉真一”の声も

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超多忙の横浜流星が「壁を見つめる」わけ

9月16日に発売されるパーソナルブック『流々自適』

9月16日に発売されるパーソナルブック『流々自適』(KADOKAWA)

 超多忙を極める横浜の精神状態を心配する声もある。2021年4月20日に放送されたTBS系『バナナサンド』に『着飾る恋には理由があって』の宣伝のため川口春奈と出演した際には、「自宅のお気に入りスポット」紹介で、自宅の壁の写真を公開。

仕事をして頭の中がいっぱいいっぱいになると、気持ちをリセットするために壁を見て精神統一をする」と説明する横浜に対して、MCのサンドウィッチマン伊達が思わず「病んでるの?」と突っ込み。

 自宅で壁を見つめる習慣はこれまでにも何度か紹介されている有名エピソードで、過密スケジュールを日々こなしている横浜が精神的に多少病んでいても何の不思議もない。だが令和の若者には珍しい「精神統一」というパワーワードが飛び出すのは、単純に横浜がストイックなだけだからではないだろう。

アクションスターとしての活路

 2022年公開の広瀬すずと松坂桃李W主演作『流浪の月』への出演コメントはスタア俳優の名に恥じないさすがの意気込みを感じさせる。

「自粛中に原作を手に取り出会い、考えさせられた作品を、李(相日)監督を初めとしたステキな方々と作ることができ、この上ない幸せを感じています。全力でぶつかって、僕の中にまだある殻を破ることができたら

 このコメントから読み取るに、横浜の精神修行はまだまだ過渡期にあるようだ。この間、どれくらい「壁」を見て「精神統一」するのだろうと想像が膨らむ。そもそも彼の精神修行の原点は、中学3年の時に世界大会で優勝する腕前を誇る極真空手にある。

 空手の鍛錬で養った精神力が人間・横浜をその都度パワーアップさせてきたのだ。

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