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仕事が忙しすぎて、部屋がゴミ屋敷に。ゴミ10袋溜め込んだ結果…

コラム

部屋でゴキブリを目撃し、引っ越しを決意

カップ麺

「ひとり暮らしで料理もあまり得意ではないため、そうなると惣菜や弁当、カップ麺にインスタント食品がどうしても多くなりますよね。だから、容器やパック類などの燃えないゴミはすぐに溜まっちゃって。

 溜まることを想定してちゃんと洗ってからゴミ袋に入れていたので放置が続いても臭いを発することはなかったですけど、部屋も狭いのでゴミ袋の山がどうしても視界に入ってくるんです。もともと部屋の掃除も片付けもマメに行っていたほうなので、大量のゴミを抱えながらの生活は本当にストレスでした(苦笑)」

 しかも、ゴミが溜まった影響なのかゴキブリを室内で目撃。直接その姿を見たのはこのときが初めてだったそうで、これには蓑田さんもショックを受けます。

「臭い対策にはかなり気を遣っていたつもりでしたが、やっぱりゴミがあると無理なのかなって。そのアパートに住んでいる限りはゴミ事情は改善されないし、彼女も友達も呼ぶことができません。家賃は地域の相場よりも安かったですけど、ゴミ問題をなんとかしたいと思い、最終的に入居半年で引っ越すことにしました」

回収日以外でも自由に捨てられるように

 転居先に選んだのは、住人専用のゴミ捨て場のあるワンルームマンション。回収日以外でも自由に捨てることができるそうで、ゴミ環境は劇的に良くなったとか。

「マンションだとそういう物件も多いとの話を知り、それを第一の条件にして探しました。おかげでゴミを抱え込む生活から解放され、近所の人からゴミのことで文句を言われることもない。よくよく考えると当たり前のことなのかもしれませんが、そこで余計な心配しなくて済むようになったのが一番よかったです

 家を探すとき、家賃や築年数、最寄り駅からの時間に間取り、部屋の設備などいろんな点を気にする人は多いと思います。その際、ゴミ捨て環境もチェック項目に加えたほうがいいのかもしれませんね。

<TEXT/トシタカマサ イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中

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